「駅馬車」(映画)

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何十年振りかで観た「駅馬車」。最近何となく観たいなと思っていたんです。
1939年のジョン・フォード監督で、ジョン・ウェインが主演の映画です。
共演はクレア・トレヴァー 、トーマス・ミッチェル 、ジョージ・バンクロフトで、アーネスト・ヘイコックスの原作をダドリー・ニコルズが脚色しているということですが、この辺は私にはどうでもいいことで(^-^;。

で、今まで知らなかったのですが、ジョン・ウェインはこの映画に出演する9年前の1930年に「ビッグ・トレイル」で主演に抜擢されたましたが不評で、その後長い不遇時代を過ごし、B級西部劇映画に出演していたそうで、
この映画で認められて、ジョン・フォード監督作品の看板俳優として主演を務めていくようになり、一躍大スターになったのだそうです。
で、 ほとんど無名だったジョン・ウェインの主役起用は周囲から反対されていたそうで、
リンゴ・キッド役にゲイリー・クーパー、ヒロインのダラス役にマレーネ・ディートリヒが考えられていたそうで、
低予算であったため希望は実現せずに、ジョン・フォードが希望していた俳優が起用される形となったのだそうです。
ジョン・フォードは始めから思っていたのですね。さすがだなと思います。
ゲイリー・クーパーとマレーネ・ディートリヒでは、1930年に「モロッコ」があるので、イメージを引きずりますし、
ジョン・ウェインとクレア・トレヴァー の方が、この映画に合います。

で、出演者名がオープニングの画面に流れますが、クレア・トレヴァー の方が上で、ジョン・ウェインは二番目でした。
これも今回初めて知りました。観てるようで観ていないんだなと(^^;)。
この時は、やはりジョン・ウェインは二番手だったのですね。考えもしないでいました(^^;)。

で、この「駅馬車」という邦題は、映画評論家の淀川長治さんが考えたのだそうです。
配給会社の首脳陣は「地獄馬車」や「走る狂気の馬車」などの案だったそうで、淀川さんが大反対して「駅馬車」になったのだそうです。
さすがです。それにしても「地獄馬車」や「走る狂気の馬車」とは・・・($・・)/~~~余りにもセンスがないというかダサイというか。。。

で、意外と世間話やどうでもいいような話が、特に始めの方は多かったんだなと思いました。これも今回です(^^ゞ。
覚えていないことも多かったですが(^^;)。

で、酔いどれのお医者さん、味があったのだなと、これも今回です(^^ゞ。アカデミー助演男優賞を受賞したそうですが、今頃納得です(^^ゞ。で、クレア・トレヴァー、美しいんだとも。やはり今頃(^-^;。

今まで、筋を追ったり、画面を観ていただけだったんだと思います。
今回は、ちょっと余裕を持って観られたのかなと思います。

心優しいリンゴ・キッドで、挫けない負けないダラスで、赤ちゃんを抱く姿にリンゴ・キッドが見惚れたのもわかります。優しい女性でもあるのですね。きっと素敵な家庭を築くのだろうな思います。
ラストシーンの馬車を走らせていく二人の先が見えるような気がします。

保安官とブーン医師も。
そして赤ちゃんを産んだルーシー・マロリーも。差別意識をもっていた彼女の価値観が変わって、いいお母さんになるのだろうなって。
で、賭博師ハットフィールド(ジョン・キャラダイン)の最期の言葉は家族に伝わるのだろうかと。。。
で、騎兵隊中尉(ティム・ホルト)が、若くてカッコ良くて素敵でした。その手のハンサムな俳優は彼だけだったような・・・(^^ゞ。
ちょっと目が止まった私です(^^ゞ。

この時のジョン・ウェイン、もちろん素敵でした(^-^)。
ハンサムなだけではなく、男気と優しさと、影を感じさせてくれるジョン・ウェインでした。

で、流れる音楽も懐かしく、画面と一緒に盛り上がってしまいました(^^ゞ。

けっこう楽しんだ数十年振りの「駅馬車」でした(^-^)。



原題 Stagecoach
上映時間 99分 モノクロ

監督 ジョン・フォード
脚本 ダドリー・ニコルズ
原作 アーネスト・ヘイコックス
製作 ジョン・フォード

キャスト
リンゴ・キッド:ジョン・ウェイン
ダラス:クレア・トレヴァー
ブーン医師:トーマス・ミッチェル
カーリー保安官:ジョージ・バンクロフト
バック:アンディ・ディバイン
ルーシー・マロリー:ルイーズ・プラット
ハットフィールド:ジョン・キャラダイン
ピーコック:ドナルド・ミーク
ゲートウッド:バートン・チャーチル
ルーク・プラマー:トム・タイラー
騎兵隊中尉:ティム・ホルト

ストーリー
開拓時代のアリゾナ州トントに、アパッチ族が焼き打ちを始めたという情報がもたらされる。ここからニューメキシコ州ローズバーグに向かう駅馬車は、家賃が払えなくなった飲んだくれの医師ブーン(T・ミッチェル)、婦人会に追放された娼婦ダラス(C・トレヴァー)、アパッチフィールドにいる夫に会いに来た身重のルーシー、ギャンブラーのハットフィールド、酒の行商人ピーコックの5人の乗客、そして御者のバックと護衛の保安官カーリーを乗せて出発する。
途中、鉱山の給料を横領した銀行頭取のゲートウッドが乗り込んでくる。騎兵隊の護衛と共に駅馬車が進んでいると突然、銃声がして馬車が止まる。そこに立っていたのは脱獄して、懸賞首となっているリンゴ・キッド(J・ウェイン)だった。カーリーは、リンゴが父と弟を殺したプラマー兄弟に復讐するため、ローズバーグへ向かうことを知っていた。
騎兵隊が去り、次の駅でルーシーが産気づいたため、一行は足止めを余儀なくされてしまう。生れた赤ん坊の面倒を見るダラスにリンゴは求婚するが、ダラスは脱走するよう説得する。馬を盗んで駆け出したリンゴは周囲の山に狼煙があがっていることに気付き、逃亡を諦める。そしていよいよ目的地のローズバーグが近づき、無事を乾杯しようとブーンが声をかけた途端、アパッチの矢がピーコックの胸に突き刺さる・・・

wayne275.jpgStagecoach 1939 21 Claire Trevor and John Wayne.JPGStagecoach-1939-03.jpgstagecoach-1939.jpg

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この記事へのコメント

まるぐりっと
2019年12月02日 00:57
tosileoさん、こんばんは。
早寝を心がけ様と思いながら「母さんが夜なべを
して何にもしない~♪」・・相変わらずただの夜更かし
母さんです(^_^;)
駅馬車は何回見ても面白いですね~、結末わかっていて
もついつい身を乗り出しますし手に汗握ります。
「善人」が多いので何度見ても面白いのかもしれません
ね。
ジョン・ウエインはこの時すでに大スターだったのか
と思っていました。淀川さんが題を付けたのも初耳で
す。淀川さんは同郷ですので親近感が大きかったです(^o^)  
ララミー牧場の解説、忘れられませんね(^o^)
tosileo
2019年12月02日 05:07
まるぐりっとさん、こんばんは(^-^)。

「母さんが夜なべをして何にもしない~♪」・・相変わらずただの夜更かし母さん>とは(*'▽')、ステキな表現だなと、いつもながらまるぐりっとさんには感心します。

で、この映画の良さは、善人が多いことなのですね。言われて納得!でした(^-^)。有難うございます。

流れがわかっていても平気で楽しめますものね。

「駅馬車」からの人気とは・・・大御所になってから知ったので、言われてなるほど~ですね。

淀川さんと同郷なのですか! はい、大好きでした。「ララミー牧場」も楽しく観ましたが、淀川さんのお話と「さよなら、さよなら」も。ホント、忘れられませんね。