「お茶漬けの味」(映画)

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小津安二郎監督の1952年の映画で、
地方出身の素朴な夫と、夫にうんざりする上流階級出身の妻の、形は良家の夫婦ですが、どうもお互いが我慢して~それはどこの夫婦も同じかもしれませんが、ちょっと辛くなってきている、特に妻が!というお話で、
佐分利信と木暮実千代がその夫婦を演じています。

気にしないようにして、妻に気を遣う夫!いいですね(^^ゞ。
で、このご主人、誰にも優しくて、ハンサムで、仕事も出来そうで、佐分利信、良い感じでした。
で、キツイ、我儘な奥さん、木暮実千代、ピッタリ!と思うほどで、コワイ人でした。が、仲直りずるときの木暮実千代の可愛いのにビックリしました。ほかの作品でも、そんなに可愛い木暮実千代を見たことがなかったので(とても失礼な言い方で申し訳ないですが(^-^;)。

戦後間もない時期に、どれほどの上流階級の女性でもこんな我儘な女性がいたのだろうかと思い、嫌な女性だなと思い、
ひたすら文句も言わない夫にイラつきぎみでしたが、なんてことはない!好き合っている夫婦で、他人が口を出すことではないんだと、
思わず笑ってしまいました。

気の張らない、お茶漬けがいいということで、仲良く二人でお茶漬けの用意をして、食べる二人で。
やはり夫婦はいいなと思いました。

で、津島恵子がはち切れそうな若さと笑顔で、見合いは嫌だとはっきりした若い女性で彼らの姪役でした。
私が知っている津島恵子はすでに、お母さん役だったので、そんなところにも驚いていました。

で、北原三枝が女給役で出ていたそうなのですが、気が付きませんでした。この頃は松竹だったのですね。
で、鶴田浩二も明るい青年の役で、影が全然ない鶴田浩二を初めて見たかもしれません。

余りこの時代の日本の映画を観ていなかったのですが、楽しく観ました。
画面もきれいで、観易かったです。私が観たのは、BSで放送されたものです。


製作年 1952年
配給 松竹
上映時間 115分 モノクロ

スタッフ
監督:小津安二郎
脚本:野田高梧・小津安二郎
製作:山本武
撮影:厚田雄春
美術:浜田辰雄
音楽 : 齋藤一郎

キャスト
佐竹茂吉:佐分利信
佐竹妙子:木暮実千代
岡田登:鶴田浩二
平山定郎:笠智衆
雨宮アヤ:淡島千景
山内節子:津島恵子
山内千鶴:三宅邦子
山内直亮:柳永二郎
雨宮東一郎:十朱久雄
平山しげ:望月優子
山内幸二:設楽幸嗣
女中ふみ:小園蓉子
西銀座の女:志賀直津子
大川社長:石川欣一 (特別出演)
黒田高子:上原葉子 (特別出演)・・・<小桜 葉子>で、上原謙と結婚後だったので<上原>になっているそうです。
女給:北原三枝
社長秘書:長尾敏之助

<ストーリー>
佐竹妙子は有閑マダム。真面目一方の夫・茂吉をばかにしている。姪の節子が見合いの席から逃げてきたと聞き、叱る妙子。節子は「叔母さんの家庭は見合い結婚なので冷たい」と言う。感情がすれ違っていた佐竹夫婦だったが、茂吉の海外出張を機に和解する。

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