「招かれざる客」(映画)

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この映画が スペンサー・トレイシーの遺作だということで、また観たくなり、久し振りに観ました。
観たのは高校生のときですから約半世紀前です。
この映画は、黒人青年と白人女性の結婚を巡る双方の家族の葛藤を描いていますが、
高校生のときは、若い二人を中心に観ていました。
今回は、親を中心に観ました。 というか年齢的に自然にそうなってしまっただけですが。

特にキャサリン・ヘプバーン が演じたジョアンナの母親を中心に観ていました。
<娘の幸せが一番>という彼女、夫に<娘の味方になる>と宣言する彼女。
一番心を痛めたのは二人の間に入った彼女のように思います。
で、夫が腹が立ったときに当たるのはやはり妻なのだと。。。。。
<妻>も<母>もどこも同じだなと思いながら。。。。。。

理屈ではなかった差別問題の時代です。
黒人と白人の結婚は理屈抜きに大変で、多くの人から反対されるものだったと思います。
黒人の家政婦の反対が一番物語っているような気がします。

主演したシドニー・ポワチエが、1976年に女優のジョアンナ・シムカスと再婚しましたが。。。。ちょっと差別問題も変わってきたころかなと思いますが、大変だったかも。

黒人が主演した映画を私はこのとき初めて観たと思います。知的な感じでステキだと思ったように思います。
それで、「いつも心に太陽を 」「夜の大捜査線」と、そしてTV放送で「手錠のまゝの脱獄」を観ました。

ジョアンナを演じたキャサリン・ホートン、可愛いです。 で、このキャサリン・ホートン、キャサリン・ヘプバーンの姪だそうで。 そういわれると何となく似てるかなと思います。

で、スペンサー・トレイシー。。。。。いいですね。一人娘が突然黒人の青年を連れてきて、結婚すると~固まる父親。反対されても結婚すると。。。。。
黒人青年は申し分のない青年、そういう風に娘を育てたのは自分たち夫婦、それでも賛成出来ないでいるのに、妻には言われ、友の神父にも責められ。。。。
なんという顔! なんという表情!いいですね。

で、もっといいと思ったのがキャサリン・ヘプバーン。やはり、なんという顔! なんという表情!
その時々のキャサリン・ヘプバーン。とてもいいですね。そしてステキです。

そしてこの夫婦! で、スペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘプバーン! 二人だと魅力がまた倍増するように思いました。 また共演作を観たいです。
個人的な二人だと観てる方は何となくつまらなかったり、引いてしまったりするかなと思うのですが(私だけかもしれませんが)、この二人はいい味が出ているように思います。

で、この映画での女性たち、いいですね。
男性を立てていながら、しっかり自分の意見を言います。 観ていて気持ちが良かったです。
彼女も彼女のお母さんも、そして彼のお母さんも。

いつものようにまとまりがないですが、とにかくまた観て感動しています。

あ、2005年に「ゲス・フー/招かれざる恋人」としてリメイクされたそうです。監督はケヴィン・ロドニー・サリヴァン、主演はバーニー・マックとアシュトン・カッチャーということですが、設定が逆になっているようです。

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で、第40回アカデミー賞で作品賞を含む10部門の候補となり、キャサリン・ヘプバーンが主演女優賞を、ウィリアム・ローズが脚本賞を受賞。スペンサー・トレイシーは公開を前に亡くなったのだそうです。。。。。
で、撮影終了直後にクレイマー監督も亡くなっており、スタンリー・クレイマーの遺作でもあるそうです。


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         幸せな二人で、彼女は親が反対するとは思っていません。

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純粋過ぎるほど純粋なジョアンナ。ジョンとジョアンナの夫婦のその後を観たいと思いました。

 
監督 スタンリー・クレイマー
脚本 ウィリアム・ローズ
製作 スタンリー・クレイマー
音楽 フランク・デ・ウォール
撮影 サム・リーヴィット
編集 ロバート・C・ジョーンズ
製作会社 コロンビア映画
配給 コロンビア映画
公開 1967年12月12日(米)
   1968年4月6日(日本)
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国
キャスト
マット・ドレイトン - スペンサー・トレイシー
ジョン・プレンティス- シドニー・ポワチエ、
クリスティーナ・ドレイトン - キャサリン・ヘプバーン、
ジョアンナ(ジョーイ)・ドレイトン - キャサリン・ホートン
ライアン神父- セシル・ケラウェイ
ジョンの母親- ビア・リチャーズ
ジョンの父親- ロイ・グレン
ティリー - イザベル・サンフォード

ストーリー
サンフランシスコで新聞社を経営するマッドは、リベラリストを自負している。
そのマッドと妻クリスチーナのもとに愛娘ジョーイが突然、ある一人の青年を婚約者として連れて帰ってきた…。


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この記事へのコメント

まるぐりっと
2013年06月19日 00:25
うわ~、懐かしい~!!
「野のユリ」「招かれざる客」「夜の
大捜査線」を見ました。大捜査線は
手に汗にぎりましたねぇ。無茶苦茶な
差別がまかり通っていた頃・・。
多感な時に結構映画を見ていて幸せだ
ったかな~と思います。
スザンヌ・プレシェット・・魅力的で
したね。キム・ノヴァクは「愛情物語」
と「ピクニック」を見ましたが「息を
のむ美しさ」と言われていましたね。
ピクニックに登場するシーンが忘れら
れません。ウイリアム・ホールデンも
良かったです。
しかしまぁ、tosileoさんの豊富な知識
、感受性に脱帽ですm(__)m
tosileo
2013年06月19日 07:32
まるぐりっとさん、おはようございます(^^)。
「野のユリ」、観ていません。当時けっこう話題になっていて主題曲もラジオからいっぱい流れて。。。でも観ませんでした。これから観ようかなと思います。「夜の大捜査線」もまた観たくなりました。
まるぐりっとさんはいっぱい映画をご覧になったのですね。で、ちゃんと覚えていらっしゃってすごいなと思います。
キム・ノヴァクは「ピクニック」の方が美しかったかもしれません。でも「愛情物語」の彼女が好きです。この映画が好きだからかもしれません(^^ゞ。
ウイリアム・ホールデンは「慕情」しか観ていません。男っぽい俳優さんはずっと苦手でした。最近大丈夫になりました(^^ゞ。
知識も感受性も乏しいですが、そう言っていただいて。。。有難うございます。今まで言われたことないので^_^;。
まるぐりっと
2013年06月20日 22:45
本当に、その後を見てみたいですね~!
人種や国を超えて、「魂の高さ」が同じだ
と結婚は続くと思います。
「卒業」のその後があったとは知りません
でした。是非見たいです
 立ち話ばかりですみません、周りに映画
好きの人が居ないので、こちらを訪問する
のが楽しみなものですから
tosileo
2013年06月20日 23:25
まるぐりっとさん、こんばんは(^^)。
はい、ジョアンナに振り回されぎみのジョンで、純粋なジョアンナで、双方の両親も神父さんも楽しそうで、是非観たいです。スタンリー・クレイマーもスペンサー・トレイシーももう少し生きていてくれたら続編も期待できたかなと残念です。
「卒業」の続編には私もビックリしました。嬉しかったです。続編ものもいいなと思います。
立ち話、歓迎です。私も話す人がいなくて、また観た作品をどんどん忘れていくので、ブログを始めました。なのでこうして遊びにいらして下さって、お話出来て嬉しいです。これからも宜しくお願い致します。