「男が爆発する」(映画)

ダウンロード.jpg

1959年の石原裕次郎主演の映画で、北原三枝、浅丘ルリ子、白木真理の女優陣、男優陣も二谷英明、金子信夫、滝沢修と、いつものメンバーが共演です。
で、原作は柴田錬三郎の同名小説だそうで、農場売収をめぐるアクションものなのだそうですが、<アクションもの>とも言えないかな、という感じがします。
いろいろ有りで、<アクションもの>と思わずに観てしまいました。

主人公・謙作(石原裕次郎)の父親(滝沢修)が開拓した八ケ岳山麓の自然農場が舞台です。
そこで働く紋太(二谷英明)が中心で、妹・夏子(白木真理)は自称、謙作の恋人ですが、
謙作は千恵子(浅丘ルリ子)と恋仲で、と、この辺は裕次郎映画にはありがちな話ですが、

謙作の母親は、彼が小さい時に彼をおいて山を下りていて、すでに再婚し、事業もしています。
彼はある日、誰にも言わず母親に会いに行きます。ちょっと「エデンの東」を思い起こしました。ま、ジェームス・ディーンに重なる雰囲気と、まるで違う明るさを出していた裕次郎でした。
で、淡々と接する母親ですが、思いは別のようで。。。。あっさり別れる母と息子ですが。。。。ラストは。。。。

彼の父親の牧場を買収しようとする、それも何度も汚い手を使う相手が、、その母親の息子で、
母親は息子がそんなことをしているのを知りません。
で、彼もその息子が弟とは知りません。その二人が闘います。

いつもは裏切ったりする二谷英明が、今回は違います。始めは反発していますが、謙作と心を合わせます。
(そういえば、裕次郎映画では悪役の多い滝沢修が、ここでは熱心なクリスチャンで、頑固な父親役でした。)

で、北原三枝は、買収の手先となっている金子信夫の妻役で、夫に嫌気がさして家を出、八ケ岳へ行き、自殺しようとするところを裕次郎に助けられ、また、金策で動き回って動けなくなった彼を助けます。恋愛の対象から外れていました。

と、展開します。
その展開に、いろいろな人の人情があり、幾つかの展開があり、自然があり、
題に「男が爆発する」となっていますが、爆発していないわけでもないですが、その場、その場の助けがあって進んでいき、解決へといきます。なので、爆発? という感じです。

で、アクションもアクション・シーンは何度かあります。が、話の流れ、筋があるので、その中に食い込まれているような感じでした。
さすが柴田錬三郎の原作で、しっかりした話だと思いました。

で、女優陣、三人三様で、よかったなと思いました。
北原三枝はしっとりとして、それでいてしっかりしていて、
白川真理は自然児のような女性で、溌溂としていて、彼女はいつもの役柄と違いますがよかったです。
で、浅丘ルリ子は幼稚園の先生のようで、カワイイ感じでした。この映画の中で、しっかりと位置した三人でした。

と、そんなことで楽しんだ映画でした。


1959年製作/96分/カラー

スタッフ
監督 舛田利雄
脚色 山崎厳 江崎実生
原作 柴田錬三郎
企画 水の江瀧子

キャスト
石原裕次郎:室戸謙作
滝沢修:室戸米次
二谷英明:佐久間紋太
北原三枝:宇津蕗枝
浅丘ルリ子:古平千恵子
白木万理:佐久間夏子
武藤章生:古平政吉
金子信雄:宇津耕次郎
佐々木孝丸:古平常三郎
柳永二郎:興部東吾
弘松三郎:溝口定一
木暮実千代:伊達兼子
小高雄二:伊達功
新井麗子:美沙
深江章喜:殺し屋

ストーリー
雄大な八ヶ岳山麓を背景に裕次郎が金と権力の都会の暗黒に対決する豪壮な活劇篇

61zPZxU-88L._AC_SY445_.jpgm20340-1l.jpgbaku.jpg1959otokogabakuhatsusuru_b_c035_n-thumb-450x327-4085.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント