「コレヒドール戦記」(映画)

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ロバート・モンゴメリー、ジョン・ウェイン主演で、ドナ・リードが共演している1945年の、ジョン・フォード監督の戦争映画です。
フィリピンが舞台で、相手は日本なので、躊躇する気持ちはあったのですが、観てみるかなと。。。。。
アメリカが制作した太平洋戦争の映画は観たくないのですが。。。。。日本が勝っているときの話だしと。。。。。
が、画像が古いせいか、闘いのシーンははっきりしなかったですし(暗い海の上で、どちらがどう戦っているのかはっきりしなくて)、余り意識せずに観れたので良かったです。

戦争映画そのものは余り好きではないので、特に盛り上がりはしなかったですが、
上官の命令に忠実なのですが、原題は「消耗品である彼ら」だそうですが、まさに兵士を置き去りにさせたり、軽んじたりで。。。。。
つらい思いをしながら戦うロバート・モンゴメリーとジョン・ウェインで。。。。。この二人も兵士たちも切ないです。
いい人たちで。。。。。。


実は戦争の中では兵士たちは消耗品でしかないというフォード監督の、人間を、生きるということを愛するという基本テーマが語られているのだそうです。実際に撮影前に戦場へ赴いたそうです。

戦争当時、アメリカ政府機関のOSS(情報機関のようです)の要職にいたフォード監督は、戦争中に戦意昂揚のためドキュメンタリー映画を何本か製作したそうで、本作は戦後復帰の第一作だそうです。1945年なので本当にすぐですよね。
この映画の製作において配給会社に史上最高額のギャラを要求し、そのギャラの全てを自分と共に従軍した人々の為に建造した、クラブハウスの費用に当てたそうですが。。。。。。

彼が描きたかった<戦争>? <太平洋戦争>? どちらもなのでしょうね。

兵士たちに同情してしまいました。

ジョン・ウェインとドナ・リードの恋も短く、強いられた突然の別れでした。戦後会うことが出来たのだろうか、別れたままなのだろうか、会えなかったとしたら、死ぬまで忘れられない相手だろうな、などと観終わっても気掛かりでした。

ジョン・ウェインとドナ・リードは、「勝負に賭ける男」(1953)でも共演しています。いつか観れると嬉しいです。

で、この映画、盛り上がりはなかったのですが(私が)、長い(135分)とも思わないで観ました。楽しいシーン、切ないシーン、ドキドキするシーン、素敵なシーン、腹立たしいシーン、いろいろですし、考えてしまうこともけっこうあって、あっという間といっていいほど、時間が進んでいました。もちろん眠くも、かったるくもなりませんでした。
ラストシーンも、あ~これで・・・終わっちゃうんだ。。。って。

そんな映画でした。

で、主役のロバート・モンゴメリー、米TVドラマ「奥様は魔女」のサマンサ、エリザベス・モンゴメリーのお父さんです。
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原題 They Were Expendable
製作年 1945年
上映時間 135分 モノクロ

スタッフ
製作:ジョン・フォード
監督:ジョン・フォード
脚本:フランク・ウィード
原作:ウィリアム・M・ホワイト
撮影:ジョゼフ・H・オーガスト
美術:セドリック・ギボンズ、マルコム・ブラウン
衣装:イヴォンヌ・ウッド
音楽:ハーバート・ストサート
編集:フランク・E・ハル、ダグラス・ビッグズ

キャスト
ロバート・モンゴメリー:ジョン・ブルックリー大尉
ジョン・ウェイン:ラスティ・ライアン中尉
ドナ・リード:サンディ・デービース少尉
ジャック・ホルト:マーチン司令
ワード・ボンド:ボーツ・マルケイ
マーシャル・トンプソン:スネーク・ガードナー少尉
ポール・ラングトン:アンディ・アンドリュース少尉
レオン・エイムズ:ジェームズ・モートン少佐
アーサー・ウォルシュ:ジョーンズ上等水兵
ドナルド・カーティス:ショーティ・ロング中尉
キャメロン・ミッチェル:ジョージ・クロス少尉
ジェフ・ヨーク:トニー・エーケン少尉
マレー・アルパー:スラッグ・マハン
ハリー・テンブルック:スクエアヘッド・ラーセン
ジャック・ペニック:医者
アレックス・ハヴァー:ベニー・レココ
チャールズ・トローブリッジ:ブラックウェル海軍大将
ロバート・バラット:司令官
ブルース・ケロッグ:エルダー・トンプキンス
ティム・マードック:アンス・ブラント
ルイス・ジーン・ハイト:オハイオ
ラッセル・シンプソン:ダッド・ノーランド
ヴァーノン・スティール:陸軍医師

ストーリー
太平洋戦争がはじまってマニラ湾にいたジョン・ブリックリー大尉の率いる
第3哨戒魚雷艇隊は湾内哨戒と伝令の任務を与えられた。
日本の爆撃隊はフィリピンにも飛来し、副隊長格のダスティ・ライアン中尉は傷を負った。
直接攻撃の任務を与えられぬ一同は脾肉の嘆をかこっていたが、
バターンを砲撃中の日本巡洋艦攻撃の命が下った。
ブリックリーは傷を負っているライアンを病院に送りこみ、
自分の41号艇とロング中尉の31号艇とで出撃、
首尾よく日本巡洋艦を撃沈したが、31号艇は沈没した。
更にほかの1隻が日本船とさし違えて沈没、
ブルックリーの許には4隻の艇と3本の魚雷が残るだけになった。
ある日ブリックリーは将軍に呼ばれ、
オーストラリアに脱出する高級将校をミンダナオ島まで送るよう命じられた。
首脳部はフィリピン確保を断念していたのだ。
4隻の艇は高級将校の一行を乗せて夜半行動を起こした。

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