『廻り道 手蹟指南所「薫風堂」』(著・野口卓)

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<手蹟指南所「薫風堂」シリーズ>の最終巻です。
子供たちに読み書きを教える「薫風堂」の師匠・雁野直春は、母親を捨て、母親の実家にも理不尽だった父親(三千八百石の旗本)が許せず、あくまでも父親を拒否します。
ま、いろいろあるだろうけど、父親のお金で楽な、行き届いた生活をしてこれたのだし~とも思いますが。
心を大切にし、子供たちを育てようとする先生が、それでいいのだろうか?という疑問もあります。
が、面白ければ良し!の世界かなと思います。お話の中のお話ですから(^-^)。

で、結婚話は、彼女の気持ちの方が強かったのに、旗本のお姫様は手蹟指南所の妻は出来ないと、精神まで病んでしまったと、思わぬ展開で。
が、身近な、親友の妹の存在が~と、展開していきます。

で、下山(卒業)していった子供たちの大人顔負けの成長!などで、最終巻はハッピー、ハッピーのハッピーエンドです。
彼の妻になる織江さんは、「薫風堂」の子供たちに大人気ですが、織江さんも子供たちが大好きなようで、直春の周りは益々賑やかになりそうです。

ま、楽しく読めて、適当な長さで終わって、スッキリ!というシリーズだと思います。


内容(「BOOK」データベースより)
「薫風堂」の師匠・雁野直春は、稔書堂の北斗屋庄兵衛に依頼された書物の執筆に専念しながら、新しい年を迎えた。手習子たちとともに書初めを終えた直春は、意外な人物の訪問を受ける。それは、婚姻を約束しながら果たせずにいた石川家の美雪の母、阿久里だった。旗本の姫と浪人である直春との叶わぬ夢は、阿久里の来訪で終わりを告げるのか。さらに、直春に因縁ある実父から突然の呼び出しが―。シリーズ完結!書き下ろし長篇時代小説。

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