< 新・軍鶏侍シリーズ>(著・野口卓)

< 新・軍鶏侍シリーズ>、続けて一~四巻まで読んでしまいました。その間、DVDも観る気になれず、録画したTVドラマもそのままでした。
<軍鶏侍シリーズ>が終了して七年後ということで、子供たちも大きくなり、若者だった弟子たちは藩の中堅処となり、世代交代という感じですが、みんな登場するので嬉しかったです。
気になった九頭目一亀は中老で忙しそうで、岩倉源太夫の養子となった市蔵は元服して、長崎に留学。次男の幸司は道場の後継者を目指し、成長していきます。また登場する弟子たちの成長も描かれています。
<軍鶏侍シリーズ>の登場人物の子供たちも出てきて、楽しませてくれ、成長していきます。

主人公は相変わらず活躍もしますが、それぞれがそれぞれで成長し、成長したな~と見守っています。
が、充分、楽しめるお話になっています。面白くて、ブログを更新するのもスルーしていました。
盛り上がる話というわけではないのですが、引き込まれていました(^^ゞ。
ほっこり感もあります。笑ってしまう会話もあります。悪い人はいなくて、それぞれの状況や立場が大切にされています。
登場人物一人ひとりが温かい目で描かれているように思います。
そんなところが心地良かったのかもしれません。

残念なのは、下男の権助が亡くなったことです。一気に老いてしまって。。。。。。彼の正体は最後までわかりません。生まれも年齢も、源太夫のお父さんの代からだそうですが、その前は何をしていたのか。。。。。物知りの権助で、源太夫は不思議に思っていましたが、わからなかったのはそれだけではなく、彼が多くの人に慕われていたということも知らなかったようで、亡くなって集まった人たちの話で驚きます。
なんという主人公!そんな岩倉源太夫が主人公なのですが、面白いシリーズでした(^-^)。

この後も続くのでしょうか? 続きが出たら読みたいと思います。


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師弟 新・軍鶏侍
内容(「BOOK」データベースより)
七年の歳月が過ぎ、齢五十四となった園瀬藩の道場主岩倉源太夫。だれにも避けることのできぬ“老い”を自覚しつつも、かつて退けた剣士の挑戦を再び受けて立つ。挑戦者の註文は「真剣で」だった―(『歳月』)。道場を開いて弟子を持ち、後添いにみつを娶って、思いがけず子を得た源太夫。息子の成長と旅立ち、弟子の苦節と克服を見守る、逃徹した眼差しの時代小説。

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家族 新・軍鶏侍
内容(「BOOK」データベースより)
「軍鶏侍…か」十九年かけて敵討ちをなし、武士の鑑と讃えられた園瀬の英雄大野礼太郎は、岩倉家の庭でぼそりと漏らした。その大野が突然の乱心を起こし、岩倉源太夫に上意討ちの命が下る。長い歳月を孤独のうちにすごさねばならなかった藩士の胸の内とは(『孤愁』)。淡々と、しかしはっきりと移ろう園瀬の日々に、家族の姿を浮かび上がらせる珠玉の四編を収録。

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羽化 新・軍鶏侍
内容(「BOOK」データベースより)
兄龍彦が長崎に留学し、甥の佐一郎や新弟子の伸吉らが頭角を現す岩倉道場で、源太夫の実子幸司は二代目を継ぐ決意をする。しかし、幸司には悩みがあった。それは、偉大な剣客である父の秘剣「蹴殺し」を未だその目で見ていないこと。悩める幸司は父の一番弟子を訪ねるが…(『羽化』)。園瀬の里に移ろう時と、受け継がれる教え。それぞれの成長を描く豊穣の四編。

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木鶏 新・軍鶏侍
内容(「BOOK」データベースより)
次席家老の子息の剣術指南に抜擢され、岩倉道場を継ぐ決心を固めた幸司。ところが父源太夫は中老に「御前さまに任された道場は世襲ではない」と釘を刺される。幸司の兄龍彦は遊学中で将来を嘱望される身、これで岩倉家は安泰よと、藩内から羨む声も聞こえ…(『笹濁り』)。軍鶏侍を父に持つゆえの重圧に堪え、前髪立ちの少年が剣友とともに、剣の道を駆け上がる。

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