「山」(映画)

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1955年のスペンサー・トレーシー主演の、<アルプスの峻峰に大ロケを敢行した山岳映画>ということで、共演はロバート・ワグナーです。
この二人は1954年の「折れた槍」で親子で共演していますが、この「山」では兄弟です。
スペンサー・トレーシーは親代わりのお兄さん役ですが、やはり相手がロバート・ワグナーだと父親役の方が合うように思いました(^^ゞ。

で、思っていた以上の恐怖とドキドキ感を感じさせる登山シーンでした。
が、弟を苦労して育てた兄と、お金に執着というか、貧しさを嫌う我儘で甘えの強い弟のお話で、
弟を思う強い兄の愛で、ラストは言葉も出ないくらいです。

で、善人で、苦労してきていて、逞しくもある器の大きい人間は、備わっているものが違うんだと改めて思った映画でもありました。

で、やはり、スペンサー・トレーシー、いい! なんていいんだろう! 素敵なんだろう!って思いました(^^ゞ。

それほどの本数を観れているわけではないですが、好きなスペンサー・トレーシーの一本です。
が、好きじゃないスペンサー・トレーシーの映画をまだ観ていません(^^ゞ。



で、この映画、
止めていた登山を、墜落した飛行機は金を運んでいたから盗もう、金が噂だけで無くても金持ちばかりだからお金や持ち物を獲ってこようと、弟に言われ。。。断りますが。。。。一人で行くと準備をする弟に、許すわけではないが一緒に行くと言います。なんで~?!と思います。

で、危険な登山をするわけですが、お兄さんは、兄弟で危険な山を登ったことに感動し、喜んでいます。そんなものなのかと。。。。弟にそんなことで登ったんじゃない!と言われ、つらい表情になりますが。。。。なりますが。。。。それでも一緒に行きます。なんで?と思っちゃいました。

飛行機事故で死んだ人たちの持ち物を盗む弟、落ちた飛行機の中に生きた女性を見つけるとどうせ死ぬんだから~という弟に、ちゃんと説得できないお兄さんで、不甲斐なく感じてしまいました。が、殺そうとしたときには断固とした行動で、スッキリ!
が、そのやり取りが、状況が状況だけに画面から目が離せませんでした。

で、先に降りていくお兄さんを必死に追いかける弟で、
我儘で自分勝手だけど、結局は助けをお兄さんに頼む甘えん坊の弟なんだと可愛くも思えたりします。

この悪っぽい弟が、当時のロバート・ワグナーはそのまま思える感じで、演技だけとも思えない感じで、なんとも不思議な感覚でした。
当然演技なのでしょうが(^^ゞ。
ロバート・ワグナーはナタリー・ウッドが夢中になった(?)ハンサム・ボーイですが、私は「プロ・スパイ」などTVドラマで人気が出たころの彼の方が好きで(^^ゞ。 

それに比べてスペンサー・トレーシーは、演技何て何もわからない私ですが、さすが<名演技>だなと思っちゃいます(^^ゞ。
ま、スペンサー・トレーシーの容貌もプラスになっているかなと思いますが。

何か不思議に思える主演の二人でした。

が、映画としてもいい映画だと思います。で、ラストがグンといいなと思います。
で、山も登山も二人も、音楽も迫力がありました。音楽が危機感を煽ります。


原題 The Mountain
製作年 1956年
時間: 105 分

【スタッフ】
監督・製作:エドワード・ドミトリク
脚本:ロナルド・マクドゥガル
原作:アンリ・トロワイヤ

【キャスト】
ザカリー・テラー…スペンサー・トレイシー
クリストファー・テラー…ロバート・ワグナー
マリー…クリア・トレヴァー
インド娘…アンナ・カシュフィ


内容(「Oricon」データベースより)
スイス、アルプスの山頂にインドの旅客機が墜落した。有名な山岳ガイドの兄ザカリーは弟クリストファーと共に現場に向かう。救助隊が断念した冬山に。弟の目的は金品を盗むことだった。幾多の苦難のすえ現場に着くが…。名優スペンサー・トレイシーの名演が輝く、山岳アクション映画。

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