「地獄への道」(映画)

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1939年に製作・公開された、実在したガンマンのジェシー・ジェームズをタイロン・パワーが、お兄さんのフランクをヘンリー・フォンダが演じた映画で、ヘンリー・キングが監督です。
ギャング映画の西部劇かと今まで観なかったのですが、思い切って観ました。もちろんヘンリー・フォンダが目的ですが、タイロン・パワーと兄弟?タイロン・パワーと共演?と、その興味の方が強かったです。

タイロン・パワーといえば、私は「愛情物語」(1956)で、エディー・デューチンの私です(^^ゞ。ほかは「情婦」(1957)しか観ていなくて、これも良かったですが、やはり「愛情物語」です。
が、ここでは違うタイロン・パワーでした。で、何より若いですし。

で、ヘンリー・フォンダも。
ヘンリー・フォンダは同じ年に「若き日のリンカーン」と「モホークの太鼓」があるのですが、これらとも違うヘンリー・フォンダで、
何かかわいい感じがして、若い感じがするヘンリー・フォンダで、ちょっとビックリしながら観ました。

で、ジェシー・ジェームズを学びました。当時のアメリカを学びました。
南北戦争についても描かれていて、南部の状況がわかります。
北軍が正しかったわけではないことが。。。。。
で、アメリカはインディアンだけではなく、無謀に鉄道を引いていったのですね。虐げられた人たちはインディアンだけではなかったのですね。

鉄道会社にジェシー・ジェームズはやられたのですね。で、34歳で亡くなったのですね。
それも、生活を変えようと、家族と生きようとしたときに殺されちゃったのですね。ま、これはこの映画でですが。
事実はわからないですが。
で、劇中子供は男の子一人でしたが、検索したら女の子もいたようですし。
(子供: Jesse E. James (息子) · Mary James Barr (娘)<Wikipedia)

お母さん、お兄さんのフランク、奥さん、息子との、強い家族愛が描かれていますが、
そこに、やはり道を外すしかなかった事情と思いが描かれていて、ただのギャングとも<悪>とも思えないジェシー・ジェームズでした。
<悪>は彼を裏切り、騙したボブ・フォードとチャーリー・フォードの兄弟だと思っちゃいます(^-^;。
あ、一番悪いのは鉄道会社!

で、ジェシー・ジェームズの奥さんとなったジー、彼をじっと待っていられず彼を説得しようとしたり、
やはり彼と一緒にいることを選んだり、彼と離れたりとかいろいろで、
彼女の気持ちがよくわかります。で、愛せずにいられないのも。
そんなこともちゃんと描かれているんだなと思いました。

で、途中で行動を別にしますが、お兄さんのフランクも、どんな人で、どんな考えを持っているのかも、ちゃんと描かれています。
単にギャングの、西部劇ではなく、私にも見応えがあり、楽しめました。

で、この映画には出てきませんが、彼はバプテスト派牧師の子として生まれたそうです。
で、敬虔なキリスト教徒、甘いマスクの美男子で、その悲劇的最後は人々の同情を集め、強者に立ち向かうロビン・フッドのイメージに重ね合わせられたりもして、人気があるようです。

で、ジェシー兄弟は南軍の兵士やその未亡人に親切だったそうで、
また、強盗事件の時、少女が一人、馬の蹄にひっかけられて怪我をしてしまったそうで、「タイムズ」に一通の投書が届けられ、
投書は先日の強盗の犯行を認めることと、同時に少女への治療代を支払う意思が表明されており、「自分たちは何百万ドルを盗んでも咎められない政治家たちよりは道義的に優れていることと、自分たちは自衛のため以外に人を殺さず、金持ちから金を奪って貧乏人に配っている」と釈明がなされていたそうです。その他にもエピソードがあるようで、伝説化されていったようです。

お兄さんのフランクは、のちに裁判で無罪になっていますし。。。
ま、いろいろなことで、何度も映画化される人になったのですね。

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           ジェシー・ジェームズ      



原題 Jesse James
製作年 1939年
上映時間 106分

監督:ヘンリー・キング
製作総指揮:ダリル・F・ザナック
撮影:ジョージ・バーンズ,A.S.C/W・ハワード・グリーン,A.S.C
脚本:ナナリー・ジョンソン

キャスト
ジェシー・ジェームズ:タイロン・パワー
フランク・ジェームズ:ヘンリー・フォンダ
ジー:ナンシー・ケリー
ウィル・ライト:ランドルフ・スコット
ミセス・サミュエル:ジェーン・ダーウェル

<ストーリー>
鉄道会社に土地を奪われたジェームズ兄弟。2人は復讐のため鉄道を襲い義賊となった……!

南北戦争後、 鉄道は西へ西へと延び、西部に繁栄をもたらしたが、その背後に多くの運 命的な事件が起こった。
1876年、セント・ルイス中部鉄道会社はセント・ ルイスとセダリア間の鉄道敷設のため農民の汗の結晶の耕地を、只同様の安値 で買い始めていた。ジェームズ農場も、鉄道会社のパーシーから無法な言い値 の交渉を受け、長男のフランクはパーシーの輩下から乱暴を働かれ、弟のジ ェスが駆けつけてパーシー一味を追い払った。パーシーはこれを恨みに思 い、ジェームズ兄弟の逮捕状を入手して再び農場に行く。
兄弟は新聞社を経 営するコッブの忠告で一時姿をかくしたが、留守中、パーシーに襲われた兄 弟の母親サミュエルス夫人は横死を遂げる。
コッブの姪でジェシーの愛人だったジーからの報らせを聞いたジェシーは、パーシー を射殺し、鉄道会社の復讐のため列車強盗団を組織して、運転列車を襲った。


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