「さわらびの譜」(著・葉室麟)

sawarabi.png

日置流雪荷派という弓術の流派を受け継ぐ娘・有川伊也が主人公の話で、
対戦した大和流弓術の名手である樋口清四郎に惹かれますが、妹の初音と清四郎の縁談が決まり、心中穏やかでない伊也に、
藩内政争、城主と新納左近という腹違いの兄の存在。そのとばっちりを受ける伊也と清四郎です。
それに首席家老の座を狙う家老の渡辺と用人の三浦。伊也と清四郎の不始末を利用しようと、伊也の父親と新納左近を陥れようと。。。

姉・伊也の気持ちを知って、複雑な初音で、
また、清四郎の気持ちも伊也にあるのを知り、傷付く初音。ですが、初音は伊也と手を携えて家老の渡辺や用人の三浦に立ち向かいます。

闘う話も面白く、いろいろ展開しますし、伊也と初音、樋口清四郎、新納左近が爽やかに描かれていて、気持ちがいいです。
<わが想いは一筋の矢の如し>という生き方も気持ちがいいです。

最後の千射のシーン、伊也と清四郎に涙が出ました。

で、新納左近の粋な思いと計らい。初音の優しさと温かさと気丈さに。。。。。

幸せなラストで、気持ちよく読みました。


内容(「BOOK」データベースより)
扇野藩重臣有川家の長女・伊也は、藩随一の弓上手、樋口清四郎と渡り合うほどの腕前。競い合ううち清四郎に惹かれていく伊也だったが、妹の初音に清四郎との縁談が。伊也とのあらぬ噂により藩主の不興を買った清四郎の汚名をそそぐため、伊也は清四郎と立ち合うことに―。有川家に身を寄せる謎の武士の正体とは。姉妹の揺れる想いの行方は。くすぶる藩の派閥抗争が彼女らを巻き込む。高潔な志が清々しい感動を呼ぶ時代長編!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント