「死刑台のエレベーター」(映画)

1949.jpg

ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ主演の1957年のフランス映画です。ミステリー?サスペンス?
音楽がマイルス・デイヴィスでヒットしましたが、劇中でのトランペットが印象的です。
「ジュテーム」と、かったるい感じの、でも強い思いが伝わってくる電話でのジャンヌ・モローで始まりますが、
突っ込み処もある映画のような気がします。よく分からない点もあるというか。。。

監督がルイ・マルで、25歳の時で、第一作目なのだそうです。
ジャンヌ・モローとはほかにも、で、ブリジッド・バルドーなどの映画も監督しているそうで、
私が知っているタイトルの映画は「恋人たち」(1958)、「私生活」(1962年)、「パリの大泥棒」(1967)、「世にも怪奇な物語」(1969)、「ビバ!マリア」(1966)などです。どれも観ていません。

ジャンヌ・モローも若いですが、モーリス・ロネがモーリス・ロネに似ていると思いました(^^ゞ。ちょっと痩せている?
「太陽がいっぱい」(1960)が私が観た、一番若いモーリス・ロネです。ほんの3年前なのですが、グンと違うように思います。私が感じるだけかもしれませんが。
「太陽がいっぱい」と「太陽が知っている」(1969)は私の中でイコールのモーリス・ロネです。

ジャンヌ・モローは「黄色いロールス・ロイス」(1964)しか観ていないので、それなりに若かったというだけですが。

で、この映画、ジャンヌ・モローを観てみようと思って、有名な映画でもありましたし、ちょうどTV放送があったので観たのですが、
始めはよく分からなくて、何のどういう映画? 何故死刑台のエレベーター? なんて思いながら観ていました。
殺しも真昼間に道路から見えるところをよじ登って行くし。。。。彼女に押しまくられての殺人みたいだし。。。
若いカップル、とくに青年の方は不良みたいな感じで、嫌な感じ~と、どう関係するの? と。

観ていくと、なんと!と、そんな怖いこと!と。

エレベーターに閉じ込められている間に車を盗まれて、コートも書類も置きっぱなしで、それが彼を殺人犯にすることになって。なんと~!
青年が殺した人を殺したことになってしまうんです。知らない間に、知りもしない殺人の犯人に!

で、その青年は彼が捕まったことを新聞で知って、自分たちは助かったって。良心はないの?という感じです。気も咎めていないようで。

で、突っ込み処は、昼間のビルを昇ることと、ロープを忘れてくることと(戦争で活躍したようですし、段取りをしての殺人だと思うのですが)、それに気が付いて車のキーもかけないで、大事な書類もそのままで、慌てて行っちゃう? 
職場なのに、係の人が帰ったらエレベーターが止まるのも知らない?
で、止まったエレベーターの中でそんなにタバコを吸う?ちょっと開けて空気が入るようになりましたが、それまでも密封された中でけっこう吸っていました。

自殺しようとした若いカップル、何を飲んだのか、彼女はボーっとしていても彼はスッキリしていて。。。。

で、彼はいろいろ頑張ったのに朝までエレベーターの中。。。。。
で、警察に捕まって、エレベーターの中で一晩奮闘しただけで、眠らせてほしいというほどになる?一晩や二晩眠れない時ってあると思うのですが。。。。

で、彼女との会う約束ですが、殺人という何が起きるかわからないことをするのに、もし会えなかったら~という話はない?
で、彼女は、彼の車に若い女性が乗っているのを見ただけで彼を疑う? 愛しているのですよね。
などと、思いました(^^ゞ。

ま、ラストには全部はっきりして解決するのですが。
で、ラストの彼女の言葉が。。。それが彼女にとって問題? いい終わり方だなと思いました。

で、刑事役がリノ・ヴァンチュラでビックリしました。リノ・ヴァンチュラが出ているのを知りませんでした。
刑事役が似合うな~と思いながら観ていました。

ジャン=クロード・ブリアリはちょっとだけしか出てこなかったと思うのですが。あ、と思いました。
知っている顔はそのくらいでした(^^ゞ。

ということで、面白く観終わりました。


原題 Ascenseur pour L'echafaud
製作年 1957年
製作国 フランス
上映時間 88分 モノクロ

スタッフ
監督:ルイ・マル
製作:ジャン・スイリエール
脚本:ロジェ・ニミエ、ルイ・マル
原作:ノエル・カレフ
音楽:マイルス・デイヴィス
撮影:アンリ・ドカエ

キャスト
ジュリアン・タヴェルニエ - モーリス・ロネ
フロランス・カララ - ジャンヌ・モロー
ルイ - ジョルジュ・プージュリイ: チンピラ。
ベロニク - ヨリ・ベルタン: 花屋の店員。ルイの恋人。
シェリエ警部 - リノ・ヴァンチュラ
モーテルの若い男 - ジャン=クロード・ブリアリ

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ノエル・カレフの小説を元に、ルイ・マル監督が弱冠25歳で手掛けた犯罪サスペンス。綿密な計画を立てて勤め先の社長を殺害した技師ジュリアン。しかし、証拠を残したことに気づき慌てて引き返した彼は、途中でエレベーターに閉じ込められてしまう。

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この記事へのコメント

まるぐりっと
2019年11月19日 21:19
tosileoさん、こんばんは(^o^)

北海道は本格的に寒くなってきたでしょうが、北海道
や東北出身の方達が声を揃えて言うには「関東のほうが
風が強くて寒い!!」そうです(^_^;)。

ジャンヌ・モロー大好きです!!
普段はニコリともしない「へ」の字の口元がニコッと
笑うと凄く魅力的で!
死刑台のエレベー見ましたが、そんなにツッコミ所が
多かったのですね(^_^;)(^_^;)  さすがtosileoさん!!
覚えておいて再度見たいと思います。
小間使いの日記も「面白かった」ですが、私の感想は
5段階くらい、一言しかないです(^_^;)
「ビバ!マリア」B・Bと共演の豪華版で明るく面白い
映画だったと記憶していて、素敵なジョージ・ハミルトン
に惹かれました(^O^)
TV放映のレ・ミゼラブルに出演とかで楽しみに見たので
すが、「え?彼女は何処?」・・穏やかな貌・・でした。
80歳近かったのですね。
tosileo
2019年11月20日 15:53
まるぐりっとさん、こんばんは(^-^)。
こちらは今日も雪でした。寒さも12月の寒さのように思います。雪も寒さもいつもより早いです。インフルエンザの流行も一か月早いそうです。
が、私も関東の方が寒いように感じます。こちらも風は強いですが、風も何か違うように思います。家の中は断然こちらの方が暖かいですし。不思議だと思いますが、気温だけでは言えないですね。

ジャンヌ・モロー、お好きだとおっしゃっていましたね。確かに笑顔が少なく「への字の口元」が印象的な女優さんですよね。なので、楽しみに観ました。が、への字の口元が気にならない美しさでした。「小間使いの日記」も機会があったら観たいです。5段階とは楽しみです。「ビバ!マリア」も。ジョージ・ハミルトン、ハンサムだと人気がありましたね。彼の出演映画は観たことありません。BBも。是非放送して欲しいです。「レ・ミゼラブル」も観たいと思っています。ヒュー・ジャックマンのですか。ヒュー・ジャックマンのもジャン・ギャバンのも両方観たいです。ジャンヌ・モローの登場も楽しみです。

まるぐりっと
2019年11月20日 22:06
こんばんは、今日はこの季節一番の寒さでした(>_<)
関東の空っ風が寒く感じるみたいですね。

ジャンバルジャンはヒュー・ジャックマンではなく
ジェラール・ドパルデューで、ちょっと(かなり?)
重目でイメージも違いました(^_^;)
5段階ではなく、5種類の評価です(^_^;)
大変面白かった、面白かった、普通、ツマラナイ、超
ツマラナイ・・見ている時は感に堪えたり「おおッ」
と感動して泣いたりもしますが観終われば、どこがどう、
と上手く言えなくて「ひと言」になってしまいます(^_^;)
丁寧に表現できる方が羨ましいです。

tosileo
2019年11月21日 04:47
まるぐりっとさん、こんばんは(^-^)。

何か年々、寒さも暑さも厳しくなっているようですね。お体に気を付けて大切にされてください。

ジェラール・ドパルデューの「レ・ミゼラブル」は知りませんでした。検索してみたら評判がいいですね。機会があったら是非観てみたいです。TV放送の映画は同じ作品が放送されることが多いですが、どんどん幅を広げて放送して欲しいです。取り敢えず手元にある「レ・ミゼラブル」はジャン・ギャバンとヒュー・ジャックマンと、アルフィー・ボーの25周年記念コンサートなので、それが観れるまで観たいなと思います。ジャンヌ・モローも楽しみにしてます。

<5種類の評価>ということだったのですね。失礼しました。私もです。その評価です(^-^)。で、きちんと述べる人を尊敬します。が、いい加減な感想も、それなりにいいかなと思います。直感的なのが。なので、楽しむのを優先しませんか?(^_-)-☆ でも、まるぎりっとさんの感想は分かりやすく、的を得ていますし、文章もきちんと、言葉もきちんとされていて、羨ましいです。私は滅茶苦茶なので、少しでそうなれたらいいなと思うのですが。。。難しいです(^^;)。
まるぐりっと
2019年11月22日 00:23
自分で「5段階」と書いておきながら、こちらこそ失礼
しました(^_^;)m(__)m 
「5種類」ですと愉快、不快、愉しい、ウットリ、二度見
は無い!とかですね(^_^;)

はい、楽しく見るのが一番ですね(^o^)
tosileo
2019年11月22日 05:49
まるぐりっとさん、こんにちは(^-^)。

こちらこそ失礼いたしました。

<愉快、不快、愉しい、ウットリ、二度見は無い!>、いいですね、はい、そうですね(^-^)。意外と自分の中で区分していますね。

はい、楽しみたいですね(^-^)。