「摩天楼」(映画)

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1949年のゲイリー・クーパー主演の映画です。
一度挫折しています。今回はラストまで観ましたが。。。余り好きではないです。
題材はいいのですが。。。。
周りに迎合せず、自分のスタイルを通すという男の話で、それはいいのですが、
女性が出てきて、この女性が苦手で(^^ゞ。理解出来ないわけではないのですが。。。。

彼に一目惚れするのですが、突然鞭で彼の頬を叩きます。自分から彼を見つめて、自分を見る彼に「私を見ないで!」と。
仕事で突然いなくなった彼に腹を立てます。
そして、再会したら、彼の部屋に突然行き、「好きです」「愛してます」と。
彼も彼女に一目惚れだったんです。両想いなんです。

なのに、仕事がダメになり傷付く彼を見たくないと、彼の元を去り、別の男性と結婚します。

建築家として成功する彼です。

が、彼女の夫と彼が仕事で一緒になり、気心の知れた中になり、
が、彼女はずっと彼を愛したままだったんです。彼もまた。
再会した二人は、彼女の夫とも一緒に過ごすことが多くなります。

メインは、才能があって、斬新なデザインをする建築家の彼を、周りは認めず、排除しようとします。
仕事もなくなる彼ですが、妥協しません。工事現場で働いたりもします。
ようやく彼の仕事を気に入る人に出会い、成功して行きますが、またしても彼を排除しようとする連中に~というのが、
自分の意志を通した男を描いているのが、メインだと思うのです。

彼女との愛も分かります。が、私好みではありません。
ラストはハッピー・エンドなのですが、余り嬉しくありません。

彼女の夫、彼を裏切った友、彼らの気持ちも思わずにいられません。
もちろん頑張った彼が、仕事も愛も頑張って幸せになったのは嬉しいのですが、
特に、嬉しそうな顔をして彼の元に行く彼女の顔を見て、複雑でした。

原作は1943年に出版されたアイン・ランドのベストセラー小説『水源』なのだそうです。この本は知りませんでしたが、
ひょっとして、原作の方が面白く思えるかもしれないと思いました。
映画では描き切れないものもあるでしょうし、流れも途切れたりしますから。

今まで観たゲイリー・クーパーの映画では、一番苦手かも。
ゲイリー・クーパーは相変わらず素敵なのですが(^^ゞ。

で、この映画で、ゲイリー・クーパーとパトリシア・ニールは不倫関係になったそうで、ゲイリー・クーパーの奥さんがカトリック教徒で離婚に応じなくて、三年で不倫関係は終わったそうですが。。。。そんなことも引っかかってしまいます。

私の中で、ゲイリー・クーパーは誠実そうで、不倫なんてする男性に思えないので。って、<恋>だと言われれば何も言えませんが。

何となく晴れ晴れとしない、気分がだれる映画でした。私には(^-^;。


原題 The Fountainhead
製作年 1949年
上映時間 114分 モノクロ

スタッフ
監督キング・ヴィダー
製作ヘンリー・ブランク
原作エイン・ランド
脚色エイン・ランド
撮影ロバート・バーク
音楽マックス・スタイナー

キャスト
ハワード・ローク: ゲイリー・クーパー
ドミニク・フランコン: パトリシア・ニール
ゲイル・ワイナンド: レイモンド・マッセイ
ピーター・キーティング: ケント・スミス
エルスワース・トゥーイー: ロバート・ダグラス
ヘンリー・キャメロン: ヘンリー・ハル
ロジャー・エンライト: レイ・コリンズ
議長: モローニ・オルセン
アルヴァ・スカーレット: ジェローム・コーワン

内容(「Oricon」データベースより)
妥協を拒んで失職し石切工に身を落とした建築家のハワードを中心に絡み合う深みのあるヒューマニズム映画。出演はゲイリー・クーパー、パトリシア・ニールほか。

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