「橘花抄」(著・葉室麟)

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引き続き読んだ<葉室麟>です。
表紙もステキでしたが、ちょっと立ち読みしたところ、登場人物<立花重根>に興味を持ちました。
誤解されても正しいと思うことを信念をもってする、藩主が間違えていたら諫言するという姿に憧れてしまいました(^^ゞ。
で、読後検索したら、実在人物なのですね(^^;)。弟の峯均(みねひら)も(^^;)。
そんなことも知らなかった私で、まして<黒田騒動>なんて~という状態です(^^;)。
そう、黒田藩、黒田官兵衛さんの子孫、黒田官兵衛に関する本は読みましたし、大河ドラマも観ましたが、
読み始めるまで、それさえも結びつかなかった私です(^^;)。

で、主人公は卯乃という女性で、
藩主の嫡男、綱之の廃嫡のときの騒動で、父親が自害し、14歳の時、重根(しげもと)が卯乃を引き取り、
その後、後妻として重根に望まれますが、父親の自害に重根が関与したと聞き、受け入れられなくなります。
やがて、弟の峯均も。。。。という女性で、後半まで好きになれなかった女性です(^^ゞ。
でも、慕う気持ちと、恋する気持ちは違うのだからと、後半は思えました(^^ゞ。
卯乃が恋した男性は、峯均だったんですね、仕方がないことです。両想いだし(^^ゞ。
重根さんに幸せな思いをしてもらいたかった私です。

後半までは、重根と峯均に引っ張られて読んでいました(^^ゞ。
3代藩主黒田光之に廃嫡された綱之、ここでは泰雲です。泰雲にも引っ張られましたが(^^ゞ。
泰雲の過酷な状況、愛する女性への、娘への思い。。。。亡くなって、登場しなくなっても、ラストまで引っ張られました。

そのほかに、宮本武蔵は余り好きじゃないけど~と思ってきたのですが、やはり偉大なのか~と思い、
峯均の母親のりくさんにも釈然としないものがありますが、毅然として生きる姿は凄いなと思いました。

あ~、やはり、読み終わっても心に残るのは<立花重根>でした。最期も。。。。。
大きさを、強さを感じさせる<立花重根>で、やさしい<立花重根>で、そして、はかない<立花重根>でした。

峯均、格好良過ぎるくらい格好いいです。
人間としても、男性としても、弟としても。
ラストの津田天馬との闘いも迫力がありました。
巌流島の戦いが目じゃないくらいの迫力だと思いました。
宮本武蔵の二天流の峯均と、佐々木小次郎の巌流の遣い手の津田天馬です。

最後に、峯均の押しかけ弟子 の桐山作兵衛も爽やかで、好青年でした。峯均と天馬の壮絶な戦いを見た唯一の人物となりますが、
ゆくゆくは、峯均の娘、奈津と?と思いました。若い幸せなカップルが誕生するといいなと。。。。

あ、もう一つ(^^ゞ、
香や、お茶、和歌がたくさん出てきます。その雰囲気を楽しみましたが、諸々は読んでも理解出来ないし、覚えられません。
雰囲気だけしか(^^;)。


内容(「BOOK」データベースより)
どんなに困難でも、自分に悔いなき道を歩む。他に歩む道などないのだから―。両親を亡くし、黒田藩で権勢を振う立花重根に引き取られた卯乃。後添えにと望まれるが、父の自害への重根の関与を聞かされた卯乃は、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが、追及は苛烈だった。藩主の命を受けて、重根と弟・峯均を密かに狙う隻腕の剣士・津田天馬。宮本武蔵の二天流と佐々木小次郎の巌流。倶に天を戴けぬ二流の対決の秋が迫る。

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