「或る殺人」(映画)

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ジェームズ・ステュアート主演の、1959年のサスペンス映画です。
彼は弁護士で、若い陸軍将校が妻を強姦した男を射殺するという事件を請け負い、法廷で闘うという、
ベスト・セラー小説「殺人の解剖学」(ロバート・トレイヴァー)の映画化だそうです。
珍しく苛立ち、大きな声を上げる(計算済み?)ジェームズ・ステュアートです。相手を苛立たせたり、ジョークも。
不利な事件を、敏腕検事二人を相手に闘います。
長くも感じず、いろいろなジェームズ・ステュアートで、ダレることもなく、
助手のアーサー・オコンネルもアルコール中毒?と思える彼の友達から、楽しい、時としてハラハラする、そして頼もしい相棒と変わっていき、楽しませてくれます。

リー・レミックは、強姦されたという陸軍中尉のマニオンの妻ローラでしたが、男に摺り寄っていくような女性でありながら、どうしてそんな健気な目をするの?という、どれが彼女?という女性を演じていました。

本当のことがよく分からないという名かで弁護が進みます。
検事側はそんなことを、そこまで~という追及ですが、でっち上げや、強制の証言もあったりします。
ジェームズ・ステュアート演じるビーグラーは、被告人の陸軍中尉のマニオン(ベン・ギャザラ)にも、妻のローラ(リー・レミック)にも、
隠さず本当のことを話すように言います。
あとは、彼の調べと考えと、彼の人間性で進めます。 勘?とも思えるところもありますが、それも良かったです。

で、ラストの<おち>が必要だったのかどうか、わかりませんが、<おち>が似合うジェームズ・ステュアートとアーサー・オコンネルでした(^-^)。

難しい法廷ものという感じがしないです。でも、シビアな話がなかなかの展開を見せてくれて、
法廷でのシーンが多いですが、それも楽しく、そうではないシーンも楽しく観ました。

第32回アカデミー賞6部門にノミネート、第25回ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞(ジェームズ・ステュアート)と脚本賞(ウェンデル・メイズ)、第20回ヴェネツィア国際映画祭 男優賞(ジェームズ・ステュアート)、第2回グラミー賞 映画・テレビサウンドトラック部門(デューク・エリントン)を受賞しているそうです。
で、2012年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録されたということで、でもこれが意味するところを知りませんが、
作られて随分経っても評価される映画なのかなと思いました。
ま、私は、面白ければそれでいい人なんで(^^ゞ。
世間の評価と同じに思えないことも多いですし(^^ゞ。

作品データ
原題 Anatomy of Murder
製作年 1959年
時間 160 分 モノクロ

スタッフ
監督 オットー・プレミンジャー
製作 オットー・プレミンジャー
原作 ロバート・トレイヴァー
脚本 ウェンデル・メイス
撮影 サム・リーヴィット
音楽 デューク・エリントン

キャスト
ポール・ビーグラー:ジェームズ・ステュアート
フレデリック・マニオン中尉:ベン・ギャザラ
パーネル・マッカーシー:アーサー・オコンネル
クロード・ダンサー検事:ジョージ・C・スコット
メアリー:キャスリン・グラント
メイダ・ラトリッジ:イヴ・アーデン
マシュー・スミス:オーソン・ビーン
アルフォンス・パケット:マーレイ・ハミルトン
ドン・ピエール:ハワード・マクニア
裁判長:ジョセフ・ウェルチ

ストーリー
ポール・ビーグラーはミシガン州検事を辞め弁護士に転じたものの、依頼がほとんどなく、魚釣りをして日々を悶々と過ごしていた。
そんなある日、彼は親友のパーネルからローラ・マニオンという女性を紹介される。ローラの夫で陸軍中尉のマニオンは、妻をレイプしたバーニーという男を射殺する事件を起こして起訴されていた。ローラは夫の弁護を依頼してきたのだ。
早速裁判が始まるが、検察側は中央から派遣されたベテラン検事ダンサーが担当、彼はローラが挑発的な女であるとして、次々と有力な証拠や証人を出し、ポールを追い詰める。ポールも負けずに証拠を集め、何とか無罪に持ち込もうとするが。。。

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