「アンネの日記」(映画)

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子供の頃に本を読みましたが、昔TVで放送されたのを観ました。
その後、DVDで再度。リチャード・ベイマーが出ていたからです(^^ゞ。
これは1959年の映画なので、「ウエスト・サイド物語」の2年前になります。
その割には幼く見えます。ただ、ラブ・シーンの彼は「ウエスト・サイド物語」のトニーを思い出させてくれ、変わらない感じで、いいなと思いました。
で、今回観たこのDVDは、180分になっています。映画は150分というのが多いのですが。。。
でも、リチャード・ベイマーも多く観れたように思います(^^ゞ(^-^)。

アンネを演じたのは、ミリー・パーキンスですが、なんと溌溂としているのだろうと思いました。<旬のミリー・パーキンス>という感じがしました。
で、二年間の隠れ家での生活ですが、映画の中での彼女が大人っぽくなっているのに驚きました。
顔に成長が見えているように思いました。メイク?演技? どちらにしても凄いなと思います。
あ、美しさも! ラストのリチャード・ベイマーとのシーンの彼女は美しかったです。

実際のアンネ・フランクは13歳から15歳なんですね。子供ですよね。
家族と一緒にいられたのも、恋する人と一緒にいられたのも良かったと思いますが、
想像を絶する生活です。で、この映画もサスペンスになっています。
ハラハラ、ドキドキの連続です。
本当にそうだったのですよね。彼女たちにとっては、現実の毎日だったわけです。
大人でも耐え難いものがあります。13歳から15歳の、一番夢の多い時期の子供がそんな生活を強いられていたわけです。
そして、終戦間際ですよ、戦争が終わろうとしているときまで頑張ったんですよ。
それなのに、終戦を前に捕まってしまって、家族やペーターとも別れて、殺されてしまったわけです。
どれほど心細かったでしょう。
罪もない人間が多く、同じように死んでいったわけです。
心が苦しく、痛くなります。

今もいろいろな事件や事故があり、世界では戦争まがい、戦争そののものもありますが、
人間の意志で、他の人間が犠牲になることは、あってはいけないと思います。
が、何故か難しいようなのが、つらいです。

観るたびにつらい映画の一本です。
リチャード・ベイマーが出ていなかったら、一度で充分です。
カットされているものでいいです。

でも、この映画のいいところなのでしょうが、彼らが連れて行かれるところも、殺されるシーンも無いんです。
それが救いです。そこまでのシーンがあったら、怒りをどこにぶつけていいか分からなくなります。
ラストは、真っ黒な画面で、アルフレッド・ニューマンの音楽が落ち着かせてくれます。怒りも悲しみも。。。。。

で、最後に、
アンネの家族、お父さんもお母さんもお姉さんも、ペーターの家族も
一人ひとり、丁寧に描かれています。あとで入ってきた歯科医も。

で、アンネのお姉さんをダイアン・ベイカーが、
ペーターのお母さんをシェリー・ウィンタースが演じています。
監督のジョージ・スティーヴンスとシェリー・ウィンタースは「陽の当たる場所」で一緒です。
で、シェリー・ウィンタースはこの「アンネの日記」で、第32回のアカデミー賞」の助演女優賞を、
歯科医を演じたエド・ウィン が助演男優賞を獲得しています。
撮影賞(白黒)と撮影賞(白黒)も。印象的なシーンが、美しい画面というか、シーンが多かったです。
モノクロ映画の美しさというか、モノクロを感じさせないというか、イメージが膨らむというか。。。。。


原題:THE DIARY OF ANNE FRANK
製作 1959年
時間: 180 分

監督 ジョージ・スティーヴンス
脚本 フランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット
原作 アンネ・フランク
製作 ジョージ・スティーヴンス
音楽 アルフレッド・ニューマン

出演:
ミリー・パーキンス:アンネ・フランク
リチャード・ベイマー:ペーター・ファン・ダーン
ダイアン・ベイカー:マーゴット・フランク
シェリー・ウィンタース:ファン・ダーン夫人
ジョセフ・シルドクラウト:オットー・フランク
ルー・ジャコビ:ダグラス・スペンサー
エド・ウィン

ストーリー
第2次世界大戦下、ナチスドイツによるユダヤ人迫害から逃れるべく、ユダヤ人少女アンネ・フランク(ミリー・パーキンス)の家族は、親しいヴァン・ダーン一家の人々とともにオランダへ亡命し、屋根裏部屋へ隠れる。その隠遁生活の中、アンネはダーン家の息子ぺーター(リチャード・ベイマー)と愛し合うようになるが、やがて秘密警察が現れて……。

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