「日本の一番長い日」(映画)

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混迷極める太平洋戦争末期の日本において国の行く末を模索する人々の姿を描いた、半藤一利の『日本のいちばん長い日 』を原作とし、『昭和天皇実録』や『聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎』の要素も加えられているのだそうで、阿南と鈴木を軸に製作しているのだそうです。
で、クーデターを企む青年将校たちの姿が描かれています。が、失敗に終わったクーデター宮城事件、よく知らない私です(^-^;。不穏な話があったとは聞いていましたが。。。
昭和天皇も、1967年版より描かれているのだそうです。
半藤一利さんの本は数冊読んだことがありますが、これは読んでいませんが、いつもどこか引っかかるというか、
褒めているのかけなしているのか、貶めているのか分からないところがあるというか、今いち納得出来ないものを持つのですが。。。。
この映画は、そんなことも思わずに観終わりました。で、知らないことが多過ぎる私だと思いました。
思うのが遅いです(^^;)。ま、死ぬまでに知らなかった終戦を、少しでも知れて良かったということで(^-^;。

で、いろいろ問題が多く、問題のある人たちもいたでしょうが、終戦に持ち込み、進めた人たち、
戦地で戦った人たち、日本で支え、乗り越えた人たち、この時代を乗り越えた人たちを改めて凄いなと思います。
全ての亡くなった方たちのご冥福を、改めて祈ります。

そして、改めて、昭和天皇の偉大さを感じました。生まれてから徹底した帝王学を学んで、早くから摂政となり、大正天皇の代理をされ、早くに天皇になられ長く天皇でいらした、数少ない天皇でいらっしゃいましたが、
日本の敗戦という初めてのことに向き合い、復興というこれも初めてのことを、それらの中で、国と国民のことを考えられた天皇でいらっしゃったわけです。
そんなことも、改めて思いました。

玉砕ではなく、日本が、日本人が生きることを選んで進めてくれたことに感謝です。
そして、大変な中、強く日本を立て直してくれた人たちに感謝です。

日本の歴史上、もっとも大変なことで、大変な時代だったのだと、
そして、私たちの両親がその時代を生きたのだと、そんな感動も残りました。

で、<2019/8/13 17:12 (JST)8/13 19:21 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社
 靖国神社が昨秋、当時の天皇陛下に2019年の神社創立150年に合わせた参拝を求める極めて異例の「行幸請願」を宮内庁に行い、断られていたことが13日、分かった。>という記事がありました。

いつまで、こんなことが続くのかと思います。上皇陛下にも。。。<当時の天皇陛下(現・上皇陛下)に、2019年の神社創立150年に合わせた参拝を求める極めて異例の「行幸請願」を宮内庁に行い、断られていたことが13日、靖国神社や宮内庁への取材で分かった。>という記事も。。。
これは<政治>とは違います。口を出してくる国に<内政干渉だ>という考え方もありますが、それ以前の話です。
国のために亡くなった方たちの参拝に、なんの問題が? そんな国、ほかにあります? と思う私です。あっても構いませんが(^^ゞ。

で、こんな記事も目に入りました。
<「自決―終戦殉国者の記録」永松浅造著(自由アジア社、1962年)によると軍トップの神風特攻隊を創設した大西瀧治郎(海軍中将)、阿南惟幾(陸軍大将)、杉山元元帥夫妻(陸軍)、田中静壱陸軍大将らのほか合計で自決将兵527人の名前、階級などをあげている。内訳は大将5人(すべて陸軍)、中将11人、少将6人、大佐16人で全体の7%である。
東京裁判でのA級戦犯容疑の多数は免責され、不起訴になった。しかも、判決ではA級戦犯での死刑はわずか7人、BC級裁判では何と937人にものぼり。。。。。>と。

諸々考えげさせてくれる、「日本の一番長い日」でした。

あ、最後に、
山崎努が演じる鈴木貫太郎が、とても良かったです。老いても~!です。
したたかぶりもいいですし、愛嬌のあるところもいいですし、しっかり向き合う姿勢もいいですが、それを演じる山崎努がとても魅力的でした。最高でした。

で、本木雅弘が演じた昭和天皇もとても良かったです。当時の昭和天皇はこんな感じでいらしたのだろうと思いました。
これも最高だったと思います。
が、本木雅弘は当初出演オファーを躊躇したそうで、義母である樹木希林の後押しでオファーを引き受けたのだそうです。
さすがの樹木希林さんです。

で、阿南惟幾にはいい印象を持っていなかった私ですが、役所広司が演じる、親しみやすい阿南惟幾に思いが変わりました。
いい人だったのねと(^^ゞ。ま、阿南惟幾について知ることも余りなかったので良かったです。

製作年 2015年
配給 アスミック・エース 松竹
上映時間 136分

スタッフ
監督・脚本:原田眞人
製作総指揮:迫本淳一
エグゼクティブプロデューサー:関根真吾、豊島雅郎
プロデューサー:榎望、新垣弘隆
撮影:柴主高秀
美術:原田哲男
音楽:富貴晴美
編集:原田遊人

キャスト
阿南惟幾(陸軍大臣) - 役所広司
昭和天皇 - 本木雅弘
鈴木貫太郎(内閣総理大臣) - 山崎努
迫水久常(内閣書記官長) - 堤真一
畑中健二(陸軍少佐、軍務課員) - 松坂桃李

宮中
香淳皇后 - 池坊由紀
木戸幸一(内大臣) - 矢島健一
平沼騏一郎(枢密院議長) - 金内喜久夫
藤田尚徳(侍従長) - 麿赤兒
三井安彌(侍従) - 植本潤
入江相政(侍従) - 茂山

内閣
米内光政(海軍大臣) - 中村育二
東郷茂徳(外務大臣) - 近童弐吉
安井藤治(国務大臣) - 山路和弘
左近司政三(国務大臣) - 鴨川てんし
下村宏(情報局総裁) - 久保酎吉

外務省
松本俊一(事務次官) - 長澤壮太郎

陸軍
梅津美治郎(陸軍大将、参謀総長) - 井之上隆志
田中静壹(陸軍大将、東部軍管区司令官) - 木場勝己
高島辰彦(陸軍少将、東部軍管区参謀長) - 奥田達士
森赳(陸軍中将、近衛師団長) - 髙橋耕次郎
芳賀豊次郎(陸軍大佐、近衛師団第二連隊長) - 安藤彰則
東条英機(陸軍大将、元首相) - 中嶋しゅう
杉山元(元帥、前陸軍大臣) - 川中健次郎
吉積正雄(陸軍中将、軍務局長) - 桂憲一
荒尾興功(陸軍大佐、軍務課長) - 田中美央
水谷一生(陸軍大佐、近衛師団参謀長) - 香山栄志
林三郎(陸軍大佐) - 柏村栄行
井田正孝(陸軍中佐、軍務課員) - 大場泰正
竹下正彦(陸軍中佐、軍務課員、阿南陸軍大臣の義弟) - 関口晴雄
椎崎二郎(陸軍中佐、軍務課員) - 田島俊弥
稲葉正夫(陸軍中佐、軍務課員) - 小林且弥
白石通教 (陸軍中佐) - 本郷壮二郎
古賀秀正(陸軍少佐、近衛師団参謀) - 谷部央年
窪田兼三(陸軍少佐、通信学校教官) - 青山草太
佐々木武雄(陸軍大尉、横浜警備隊長) - 松山ケンイチ(特別出演)[19]
上原重太郎(陸軍大尉、航空士官学校教官) - 松浦海之介
藤井政美(陸軍士官学校附属大尉) - 戸塚祥太(A.B.C-Z)

海軍
豊田副武(海軍大将、軍令部総長) - 井上肇
大西瀧治郎(海軍中将、軍令部次長) - 嵐芳三郎
岡田啓介(海軍大将、元首相) - 吉澤健
古川(海軍少佐、米内海相副官) - 原田遊人

阿南家
阿南綾子(阿南陸軍大臣の妻) - 神野三鈴
阿南喜美子(阿南陸軍大臣の長女)- 蓮佛美沙子
阿南惟晟(阿南陸軍大臣の次男) - 三船力也[注釈 8]
阿南惟道(阿南陸軍大臣の五男) - 稲田都亜
秋富(阿南喜美子の婚約者) - 渡辺大

鈴木家
鈴木たか(鈴木首相夫人) - 西山知佐
鈴木一(首相秘書官、鈴木首相の長男) - 小松和重
鈴木布美(一の妻) - 小野愛寿香
鈴木孝雄(鈴木首相の弟) - 福本清三

NHK
館野守男(NHK放送員) - 野間口徹
保木玲子(NHK放送局員) - 戸田恵梨香(特別出演)[19]

その他
絹子(陸軍大臣官邸の女中) - キムラ緑子

ストーリー
太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。降伏か、本土決戦か―――。連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾(あなみ これちか)陸軍大臣(役所広司)、国民を案ずる天皇陛下(本木雅弘)、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相(山﨑努)、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官(堤真一)。一方、終戦に反対する畑中健二少佐(松坂桃李)ら青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始める・・・。

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