「私は告白する」(映画)

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1953年のモンゴメリー・クリフト主演の、ヒッチコックのサスペンスです。
今回で3回目です(^^ゞ。久し振りにモンゴメリー・クリフトを観たくなりました。
この映画は見応えもありますし、「陽の当たる場所」の次に素敵なモンゴメリー・クリフトだと思います。
「陽の当たる場所」は2度観ていますが、観るのがつらいラストで、「陽の当たる場所」の彼は輝くばかりの素敵さなのですが、躊躇してしまいます(^^ゞ。
この映画は、共演のアン・バクスターもいいですし、ラストは冤罪ははれるしで、安心して観れます。

神父のモンゴメリー・クリフトです。とてもいいです。

基本的には殺人を犯した男に懴悔され、立場上他言できない神父が、殺人の疑いを掛けられ、逮捕されても口にしないというお話で、
殺人の起きた夜に、付き合っていた女性と会っていたことが問題になり、殺された男が彼女をそれで脅迫していたことから、疑われるのですが。。。。

普通の青年が恋をし、その後戦争に行き、帰ってきたら彼女が結婚していて、でも彼は知らされていなくて、
彼女はまだ彼が好きで。。。結婚していても何も言わずに彼と会うんです。そこに彼女を知る男が現れて、彼は彼女が結婚していることを知るわけですが、その男が彼女を脅迫し、殺されたわけです。

で、彼女は彼に相談するんです。その後会っていなかった彼に!
それが、その夜なんです。

で、彼女は彼と会っていたことを警察に話すのですが。。。時間のズレがあって、警察の疑いは逆に益々。。。

犯人は彼に攻め寄ります。警察には言わないだろうなと、そういう役目だろうと、裏切らないだろうなと。

いろいろ苦しみ悩みながらも、全て受け入れちゃうんです。
優しさとともに芯の強さを見せる神父で、信仰の厚さも感じさせます。

さすがのモンゴメリー・クリフト!と思う私です(^^ゞ。
目がいいです。惹きつけられる目です。

彼は1966年に45歳で亡くなっています。その時新聞に記事が載っていたのを、ショックだったのをよく覚えています。
1956年に交通事故もあり、その他諸々で、元々舞台俳優で、「赤い河」(1948)までは映画にも出ていませんし、
彼の出演映画は多くありません。「ザ・スパイ」(1966)以外は観ていますが。。。DVD化されていない作品もありますし、日本版がないものもありますし。。。
もっと映画を残して欲しかったです。とても残念です。

で、最後にこの映画、モンゴメリー・クリフトとアン・バクスター以外の出演者も良かったです。
刑事は腹立たしいくらいでしたし、犯人の嫌らしさはもっと腹立たしかったですし、犯人の奥さんはドリー・ハスという女優さんだそうで、ドイツの女優さんで活躍していたそうで、ご主人とアメリカに帰化したそうで、ヒッチコックとは友人で声がかかったようです。美しい女優さんで、はかなげで良かったです。

と、久し振りに楽しんだモンゴメリー・クリフトの「私は告白する」でした。

原題 I Confess
製作年 1953年
上映時間 95分  モノクロ

監督 アルフレッド・ヒッチコック
脚本  ウィリアム・アーチボルド、ジョージ・タボリ
原作 ポール・アンセルム『Nos Deux Consciences』
製作 アルフレッド・ヒッチコック、シドニー・バーンスタイン

キャスト
マイケル・ローガン:モンゴメリー・クリフト
ルース・グランドフォート: アン・バクスター
ラルー警視:カール・マルデン
オットー・ケラー:O・E・ハッセ
アルマ・ケラー:ドリー・ハス
ピエール・グランドフォート:ロジャー・ダン

ストーリー
ヒッチコックが宗教の戒律に挑戦した異色サスペンス!
真実を知りながらそれを言えない神父・・・!

カナダのケベックの聖マリー教会の神父、ローガン(モンゴメリー・クリフト)は
ある日教会で働くケラーから弁護士ベレットを殺してしまったことを告白される。
犯人が犯行時僧衣を着用していたことや、ローガンが事件の夜に国会議員の妻ルース(アン・バクスター)
と会っていたことが発覚したことなどから、状況はローガンにとって不利に運び、ついには起訴されることになってしまう!
しかし真実を知りながらも、聖職者であるローガンは、それを語ることはできなかった…。

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この記事へのコメント

まるぐりっと
2019年07月21日 23:50
tosileoさん、こんばんは。
そろそろ梅雨あけしそうで先が思いやられます。
モンゴメリー・クリフトのファンだからと見たのではない
ですが出演している作品はどれも面白かったです!
「陽の当たる場所」は本当に最後がつらいですね(私は
リズが大好き!!)
「愛情の花咲く樹」「終着駅」「地上より永遠に」も
ご覧になったと思います。本作品は見てないので、夏ばて
防止に、涼しくした部屋で見たいです。「夏女」だったのに
もう夏はキケンな季節となり歳を感じます(^_^;)
tosileo
2019年07月22日 05:09
まるぐりっとさん、こんばんは(^-^)。

梅雨明けは本格的な夏になるのですね。お体に気を付けてお過ごし下さいね。
この季節、北海道に住んでいるのを有難く思いながらも申し訳なく思います。
年齢とともに暑さ・寒さも堪えるようになりますね。元気にお過ごしください。

はい、この映画をお楽しみください(^-^)。お気に召していただけるのでは~と思います(^-^)。

エリザベス・テーラーがお好きでしたか。彼女とは彼は三本も共演していますね。「陽の当たる場所」のこの二人が一番輝いて、美しいと思います。
「愛情の花咲く樹」の撮影中に彼が事故にあっているので、顔が途中から変わってしまいますが。。。これもなかなか良かったですね。
私は彼女の出演作は余り観ていませんが、「花嫁の父」が好きで、「ジャイアンツ」の彼女がいいなと勝手に思っています(^^ゞ。

で、彼の出演作を四本も観て下さっているんだと嬉しかったです(^-^)。そして楽しんでいただけたことも嬉しいです(^-^)。