「砂の器」(映画)

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ついに観た!という感じの映画の「砂の器」です。
お薦めいただいたようにに確かに見応えのある映画でした。
二時間越えの映画でもありましたが、クライマックスの時間が長くてそうなったように思います。
冒頭の夕日の海のシーンも印象的ですが、曲が素晴らしい!と思いました。
そしてクライマックスでたっぷりと聴かせてもらえます。
そしてそのシーン、父子の情愛と、思い出と共に父親への思いと今までの、そして今の自分、いろいろなものをのせてピアノを弾く和賀 英良、残りますね。
いつか原作を読みたいと思いますが、これを観たあとは満腹状態です。今はもう何も入らないですし、思いつきません。

丹波哲郎出演の作品はそれほど観ているわけではありませんが、こんな柔らかい感じの丹波哲郎は初めてでした。
刑事役の丹波哲郎と森田健作、そして和賀英良役の加藤剛、とても良かったです。

そして、私が育った時代、昭和がそこにありました。まざまざと感じました。
風景の一つ一つがそうでした。

サスペンス映画としても、ちょっと違う描かれ方のような気がします。
事件を追いかけて、追い詰めていくのですが、その迫力があるような足りないような。。。でも気が付いたら、クライマックスではそんなに追い詰めていたんだ~と思いました。

今西刑事の思い、和賀英良の思い、父親の思い、そして和賀の愛人、高木理恵子の思い、三木謙一 の思いなどへの思いが尾を引いて観ていたからのような気がします。

で、出演者が豪華で、そして懐かしい顔がいっぱいで、<えっ、こんなところにこの人?>というのもいっぱいで、そんなところも嬉しかった映画でした。

原作とは違うシーンもあったようです。映画の詳しいことはWikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/砂の器)でご覧にいただけたらと思います。



配給 松竹
制作 1974年
上映時間 143分

スタッフ
製作:橋本忍、佐藤正之、三島与四治
製作協力:シナノ企画、俳優座映画放送
製作補:杉崎重美
企画:川鍋兼男
原作:松本清張
脚本:橋本忍、山田洋次
監督:野村芳太郎
音楽監督:芥川也寸志
作曲・ピアノ演奏:菅野光亮
演奏・特別出演:東京交響楽団
指揮:熊谷弘
撮影:川又昻

キャスト
丹波哲郎 今西栄太郎
森田健作 吉村弘
加藤剛 和賀英良
春田和秀 本浦秀夫
加藤嘉 本浦千代吉
島田陽子 高木理恵子
山口果林 田所佐知子
佐分利信 田所重喜
緒形拳 三木謙一
松山省二 三木彰吉
内藤武敏 捜査一課長
稲葉義男 捜査一係長
穂積隆信 新聞記者松崎
夏純子 ボヌールの女給明子
松本克平 三森署署長
花沢徳衛 昔の三木の同僚安本
笠智衆 桐原小十郎
春川ますみ 扇屋の女中澄江
渥美清 ひかり座の支配人
菅井きん 山下お妙
殿山泰司 恵比須町飲み屋の主人
野村昭子 若葉荘の小母さん
浜村純 巡査

ストーリー
迷宮入りと思われた蒲田操車場殺人事件。捜査を担当する警視庁刑事・今西と西蒲田署刑事・吉村は、「東北弁のカメダ」という言葉を手がかりに東奔西走、犯人に肉薄した。 そこで二人が見たものは、栄光の階段を上りつめる天才音楽家の隠された宿命だった。

※砂の器  ピアノ協奏曲 「宿命」
 https://www.youtube.com/watch?v=9axACQoRn0E

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この記事へのコメント

まるぐりっと
2019年04月08日 16:28
tosileoさん、早速ご覧になったので
すね、重厚感、昭和感いっぱいですよね。
音楽も素晴らしかったです。
背景になった「ハンセン病」が現代のリメ
ークのドラマには無い様ですが、省いてし
まうと事件へ繋がる説得力が減る様な気が
するのですが・・。
折しも市内の近代文学館で「松本清張展」
開催中なので見てきます。原作が読みたく
なるかもですね。
tosileo
2019年04月08日 18:33
まるぐりっとさん、こんばんは(^-^)。はい、重量感、昭和感いっぱいですね。いいですね~!
そう、ハンセン病ですよね。
親子が離れ離れになる原因ですものね。私、スルーしていますね( ;∀;)。あの頃のハンセン病患者は理解されていませんでしたから、重大ですね。確かに他では触れていませんね。ちょっと違ってきちゃいますね。触れない方がいいハンセン病なのでしょうか。

なんと、「松本清張展」ですか。楽しんできて下さい(^-^)。
TVでもけっこう松本清張のドラマが再放送されていますね。最近ときどき観ます。私は「砂の器」から始まった松本清張です。今頃?!ですが(^^ゞ。

まるぐりっと
2019年04月22日 22:05
tosileoさん、こんばんは。
先日新聞の本の広告に「小学生にも
分かるハンセン病人権漫画『麦ばあの
島』」がありましたので、早速図書サ
ービスねで借りました。漫画は一冊1時間で
読めるので目がつかれないですね。
差別撤廃になっても、老いて生まれ
故郷にも帰れないで施設で一生を終
える元・患者の方々・・。やはり
砂の器から、ハンセン病を省いては
イケナイと思いました。
tosileoさんのおかげで、「そうそう、
こんな本、映画あったっけ~!」と
刺激を頂いています(^o^)。
tosileo
2019年04月23日 04:36
まるぐりっとさん、こんばんは(^-^)。
そんな本があるなんて知りませんでした。大変な時に 一時間で読めるので~とおっしゃるまるぐりっとさん、すごいなと思います。チャンスがあったら読んでみたいです。 図書館は遠いのですが、季節もいいので行ってみようかなと思っていました。 「砂の器」では扱われないことが多くなっているようですね。最近ハンセン病が遠くなっているように思います。なので最近でも小学生にも~という企画もすごいなと思います。でも知っておいた方がいいことですものね。どうだったのか、現在どうなのかも大事ですし。で、時代に合わすことだけではなく、作者が伝えたいことを残すことも大事だと思うので、これから製作の「砂の器」でも扱って欲しいですね。

こんなブログを一緒に楽しんでいただけて、とっても嬉しいです。まるぐりっとさんに教えていただくことも多いですし、私もいろいろな刺激をいただいています。有難うございます。
さすらい日乗
2019年06月02日 08:35
これはひどい原作なのです。電子音で人を殺すのですから信じがたい。その意味では、橋本忍の脚本は凄いのです。

私は、この映画はあまり好きではないのですが、丹波哲郎の演説は面白いと思います。

原作では、主人公の作曲家は前衛音楽家で、黛敏郎をモデルにしているようですが、これを古典的な作曲家に変えて成功しています。松本は、どうやら黛が好きではなかったように思えますね。
tosileo
2019年06月02日 10:31
さすらい日乗さん、こんにちは(^-^)。
原作と脚本は違いがあることが多いようですね。どちらも、というか映画になっても良い!というの多くないのかもしれません。

何故、黛敏郎が好きではないのにモデルに? 好きではないからなのでしょうか?人間て複雑ですね。