「東京家族」(映画)

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観たいと思いながらも観れずにいた映画の一本ですが、先日TV放送されていて録画して観ました。
喜劇なのかなと思っていたのですが、そうじゃなくて驚きながら観てしまいました。
が、とても心に残る映画で。。。。。いい映画だと思いました。

山田洋次監督、映画監督生活50周年を機に、<小津安二郎監督の「東京物語」(1953)にオマージュをささげた家族ドラマ>ということで、
老夫婦、そして独立している子供たちとの関係、そして伴侶の死が描かれています。
いろいろな問題、厳しさを感じます。

子供たちしてみたら、厳しい難しい父親、そして優しい母親。
でも老夫婦にはしっかり結ばれている夫婦の絆があります。
老夫婦になると、お互いが一番の理解者であり、安心できる相手になるような気がします。
次男が父親としっくりいっていなくて、母親に「どこが良くて結婚しようと思ったの?」と訊くシーンがあります。言葉は忘れましたが、「素敵だったのよ」と。次男が「お母さんの好みだったんだ」と。
微笑ましかったです。

突然の妻の死に、お父さんが母親の死を知っている次男に「昌次。。。お母さんが死んだ」と。
父親と息子です。結びつきを感じます。

ラストでお父さんは次男の良さに気付き、次男の婚約者に「あの子を宜しくお願いします。」と頭を下げます。
東京に帰る船の中で彼女からその話を聞く次男です。

しっかり者の優秀な長男、父親が一番甘く育てた優しかったはずの長女。
でも、子供のころから折り合いが悪かったけど、実は一番優しかった次男。

でも、それなりにしっかり生活している子供たちです。大人です。

妻に死なれてしまったお父さんは、子供たちの世話にはならないと島で一人で暮らします。
島の人たちが温かい人たちで、面倒見がいいのが嬉しいです。

一人で暮らすことになる老人は多いです。が、温かい人たちに恵まれている人はどのくらいいるのでしょう?
厳しいものを感じる私ですが、この映画は温かい気持ちで観終わらせてくれます。

夫に先立たれてまだ二年の私は、思う所が多かったです。

で、昭和の感じがして、懐かしい気持ちもしながら観ました。



製作年 2012年
配給 松竹
上映時間 146分


スタッフ
監督 山田洋次
脚本 山田洋次、平松恵美子
撮影 近森眞史
美術 出川三男
音楽 久石譲・・・・・・素敵でした(^-^)。
キャスト
橋爪功(平山周吉)
吉行和子(平山富子)
西村雅彦(平山幸一)
夏川結衣(平山文子)
中嶋朋子(金井滋子)
林家正蔵(金井庫造)
妻夫木聡(平山晶次)
蒼井優(間宮紀子)
小林稔侍(沼田三平)
風吹ジュン(かよ)


受賞
第37回日本アカデミー賞
優秀作品賞
優秀監督賞(山田洋次)
優秀脚本賞(山田洋次、平松恵美子)
優秀主演男優賞(橋爪功)
優秀主演女優賞(吉行和子)
優秀助演男優賞(妻夫木聡)
優秀助演女優賞(蒼井優)
優秀音楽賞(久石譲)
優秀撮影賞(近森眞史)
優秀照明賞(渡邊孝一)
優秀録音賞(岸田和美)
優秀編集賞(石井巌)
『映画芸術』2013年日本映画ベストテン&ワーストテン・ワースト1位

ストーリー
2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉と妻のとみこは、子供たちに会うために東京へやってきた。郊外で開業医を営む長男の幸一の家に、美容院を経営する長女の滋子、舞台美術の仕事をしている次男の昌次も集まり、家族は久しぶりに顔を合わせる。最初は互いを思いやるが、のんびりした生活を送ってきた両親と、都会で生きる子供たちとでは生活のリズムが違いすぎて、少しずつ溝ができていく。そんななか周吉は同郷の友人を訪ね、断っていた酒を飲み過ぎて周囲に迷惑をかけてしまう。一方、とみこは将来が心配な昌次のアパートを訪ね、結婚を約束した紀子を紹介される。翌朝、とみこは上機嫌で幸一の家に戻って来るが、突然倒れてしまう─。

で、
小津安二郎監督による「東京物語」(1953年松竹)のリメイクですが、広島側の舞台が尾道から豊田郡大崎上島町に変更され撮影されているそうです。
で、2011年12月公開予定だったそうですが、東日本大震災によって公開が延期になったそうで、それとともに脚本の一部を改訂し、主演の老夫婦の配役を菅原文太と市原悦子から、橋爪功と吉行和子に変更し、長女役が室井滋から中嶋朋子に交代したのだそうです。


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      小津安二郎監督による「東京物語」。これも観たいです。


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 いい味が出ているなと思います。
   さすがの橋爪さんと吉行さんだと思いました。

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