「遠い喇叭」(映画)

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トロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェット主演の西部劇です。この二人で西部劇とは思い切ったことをしたなと思いましたが(イメージがわかない西部劇の二人でした)、青春スターのトロイ・ドナヒューを主演にしたわりに、派手さを余り感じさせない西部劇かなと思います。

軽い恋愛映画のような西部劇かと思ったら、インディアンに対する人種差別、インディアンを追いやったことなどを描きながら、それぞれの価値観があり、その中で真っ直ぐに進むハザード少尉(トロイ・ドナヒュー)が描かれ、
青春真っ盛りの恋かと思ったら、彼女には夫がいて。。。。。それも彼の上司。
あっという間に恋におちいり、「愛してる」という彼女。夫とは愛のない結婚で、彼が初めて愛する人だと。
すぐに不倫に走る危ない彼女かと思うと、<砦のお母さん>もするようで(後半でそんな話が)、

そして彼には婚約者がいて、彼女は彼の婚約者に余り嫉妬せず、
夫がインディアンに殺されると去っていきます。

彼もまた任務を遂行するのに忙しいですが、彼女を追い掛けることもなく婚約者と結婚しようとします。
私が思っていたのとはまるで違う映画です。
いい加減なところもある彼なのかと思うとそうではなくて。。。やはり信念の男なのです。

騎兵隊も派手さがありません。だだっ広い、何もないところにポツンと砦があり、まるで何もない砂漠の真ん中にポツンと小さな砦があるだけで、襲われたらあっという間~という感じです。そこに怖さがありました。
だれている兵隊たちを鍛えますが、戦いはすぐに始まります。
が、ジョン・ウェイン映画の騎兵隊の華々しさはありません。
でも、騎兵隊とインディアンの戦いのときは、ちょっとコワイなと思いました。派手さはないのですが、大勢のインディアンが次から次へと襲ってくる怖さを感じさせられました。


結果としてインディアンを騙すことになった彼に迷いはありませんでした。
信念を貫く男でした。
婚約者が地位や名誉を重んじることで、彼は愛する彼女を選ぶわけです。

<青春スター>を感じさせないトロイ・ドナヒューのカッコいいハザード少尉で、
思っていたより(この映画は写真しか見ていなかったので)美しかったスザンヌ・プレシェットで、
いろいろなことが、私の思っていたものと違った映画で、区分けしたらB級映画になるのかもそれませんが、なかなかいい映画だったと思います。
<軽く思っていて申し訳ありませんでした>と思わず頭を下げたくなりました。

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  二人とも西部劇が似合うなと思いました。二人とも素敵でした。


作品データ
原題 A Distant Trumpet
製作年製 1963年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース

スタッフ
監督 ラオール・ウォルシュ
脚色 ジョン・ツウィスト
原作 ポール・ホーガン
製作 ウィリアム・H・ライト
撮影 ウィリアム・H・クローシア

キャスト
トロイ・ドナヒュー Matthew_Hazard
スザンヌ・プレシェットKitty_Mainwaring
ダイアン・マクベイン Laura_Greenleaf
ジェームズ・グレゴリー Alexander_Quait
ウィリアム・レイノルズ Mainwaring

【ストーリー】
陸軍士官学校を首席で卒業し、デリバリー砦に赴任してきたマット・ハザード少尉(トロイ・ドナヒュー)。指揮官のメインウェアリング中尉には美しい妻キティ(スザンヌ・プレシェット)がいた。
中尉が別の砦に向かっている時、キティの馬車がインディアンに襲撃され、御者が殺されてしまう。暴走する馬車を止めたマットは、キティを馬に乗せ、何とかその場を逃れるが帰途、激しい雷雨にあい、洞窟に避難する。そしてお互いに惹かれ合っていた二人は、今夜だけとの約束で愛を交わすのだった。
砦に戻ったマットは、来るべき実戦に備え、日々兵たちを厳しく訓練する。そこにマットの婚約者でクエイト将軍の姪のローラ(ダイアン・マクベイン)がやってきて、マットのキティの関係に疑いを持つようになる。
ゲリラ戦の天才、ウォー・イーグル率いるチリカワ族は、少人数で国境を越え、騎兵隊と何度か小競り合いを繰り返していた。ローラは将軍にマットを昇進させて、安全な場所へ赴任させてほしいと頼むが、将軍はチリカワ族との決戦を決意していた。
そして、いよいよチリカワ族との戦いの火蓋が切って落とされる。互いに犠牲を出しながらも決着はつかず、将軍はウォー・イーグルに降伏を説得しようと考え、マットをその使者に指名するが・・・


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この記事へのコメント

オンリー・ザ・ロンリー
2018年10月03日 23:33
こんばんは。
連続、ドナヒューとは!!。
待ちに待ったリリースで嬉しいです。
悪いはずがなく古典的西部劇、エロール・フリン主演
「壮烈第七騎兵隊」の監督ラオール・ウォルシュ です
もの!!。
テンポが良く小気味良い演出に充分に二人は応えたと思います。
もう少し昔の時代なら名作西部劇になれたかもです。
tosileo
2018年10月04日 18:20
オンリー・ザ・ロンリーさん、こんばんは(^-^)。
スザンヌ・プレシェットを連続のつもりでしたが(*^^*)。
ドナヒューも連続ですね(^-^)。

「壮烈第七騎兵隊」の監督なのですか!そんな人と組んだのですね。二人とも本当に良かったです。見直した作品です。いい映画なのに話題にならなかったのは青春スターの西部劇だったからかなと思いました。時代のせいで<名作西部劇>にならなかったのですか。残念です。<名作>なのに。