「愛の立候補宣言」(映画)

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スペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘプバーン主演の1948年の映画で、監督はフランク・キャプラです。
フランク・キャプラの映画は「我が家の楽園」「素晴らしき哉、人生!」「オペラハット」しか観ていませんが、
この映画も人生の生き方と夫婦愛が描かれています。
それも、やはり強烈な社会風刺を描きながら。
で、スペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘプバーンの共演作も「アダム氏とマダム」「女性No.1」「デスク・セット」「招かれざる客」を観ていますが、「招かれざる客」の次に好きな共演作です。

理想家の男に権力者の愛人がいます。彼女たちに乗せられて大統領選に出ようとします。
傷付きながらも彼を支えようとする妻。
妻は彼の良さを大切にしようとしますが、愛人たちは野心であちらこちらと契約をしながら彼の信念を崩していき、彼もまたそれに染まっていきます。

選挙運動中、理解し合った夫婦に戻りますが、愛人に会っただけで変わった夫に、彼女はブチ切れます。 その姿が可愛くも見えるキャサリン・ヘプバーンです。
が、自分を捨てて彼を支えようとします。

そんな彼女に彼がキレてしまいます。
「彼女が正しい!」って撮影中のTV番組でしゃべっちゃいます。
大慌てで止める人たちも振り切って、自分が間違えていたと。。。。。

彼女の深い愛が、土壇場で夫を変えたわけです。
で、彼も彼女を知っていて、彼女を犠牲にしたくなくて、そして愛していたわけです。
若く権力もお金もある愛人より糟糠の妻だったわけです。
押し付けでもありません。
二人の奥深くにあった愛が、人生も人格も取り戻したわけです。

嬉しいラストです。
このラストで、「招かれざる客」の次に好きな共演作になりました。
キャサリン・ヘプバーンも素敵でしたが、スペンサー・トレイシーが一段と素敵に見えました。
そういう意味でも好きな映画です。
「ニュールンベルグ裁判 」「招かれざる客」「花嫁の父」のスペンサー・トレイシーが好きですが、
これらよりちょっと若いスペンサー・トレイシーの中で断トツでいいと思ったスペンサー・トレイシーでした。

二人の共演作は9本あるそうですが、あと私が観れるのは「大草原」だけのようですが、
益々楽しみになりました。 近い内に観ようと思っています。

日本では未公開だったそうです。
で、愛人を演じていたのは、先日観た「ガス燈」の若いメイドでした。
で、ヴァン・ジョンソンがハンサムに見え、素敵でした。今まで観た中で一番ステキに思ったヴァン・ジョンソンでした(^-^)。

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製作 1948年 アメリカ 
劇場未公開
上映時間 123分
監督: フランク・キャプラ
製作: フランク・キャプラ
原作: ハワード・リンゼイ 、ラッセル・クローズ
脚本: マイルズ・コノリー 、アンソニー・ヴェイラー
撮影: ジョージ・フォルシー
音楽: ヴィクター・ヤング
出演:
スペンサー・トレイシー
キャサリン・ヘプバーン
アンジェラ・ランズベリー
ヴァン・ジョンソン
アドルフ・マンジュー

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この記事へのコメント

まるぐりっと
2013年12月06日 18:43
「嬉しいラスト」っていいですね。
最後が可哀相、とかやりきれない物
はあんまり見たくないです。

 「大草原」、面白そうですね。うち
の近くのレンタルは古いのを頼めば
取り寄せてくれるそうですが、最近
7泊8日100円が2泊3日に!
借りて即見て返す、のもせからしく
て・・。
tosileo
2013年12月07日 12:45
まるぐりっとさん、こんにちは(^-^)。
はい、気持いいラストが一番ですよね。やりきれない物が一番嫌かも。
レンタルは一週間以外は落ち着かなくて嫌ですね。
余程観たい新作以外は7泊8日で借りますが。。。久作でも2泊3日に? 旧作は7泊8日100円のままにすべきです!こちらもそうなったら。。。こにままであって欲しいです。借りづらくなりますね。